この記事の目次
  1. 候補住所から校区と情報の出し手を確かめる
  2. 家族のスマートフォンに親の地域を設定する
  3. 親がスマートフォンを使いにくい場合
  4. 公式情報・確認先

久留米市で高齢の親の住まいを決める家族は、候補住所を見ると同時に「災害情報を誰が受け、誰が親へ声をかけるか」を決めておくと、住んだ後の連絡方法を具体化できます。国土交通省の「逃げなきゃコール」は、離れた場所に住む家族の河川情報などを受け取り、危険が迫ったとき直接電話で避難を呼びかける取組です。親に限らず離れて暮らす家族を想定しています。

通知や電話だけで避難が保証されるわけではありません。それでも、家族のスマートフォンと親が使える連絡手段を別々に確認すれば、片方に情報が届かなかった場合も含めて話し合えます。

候補住所から校区と情報の出し手を確かめる

久留米市の避難判断マップは校区ごとに公開され、Web版では住所検索と縮尺調整ができます。候補物件の住所と校区を控えておくと、市が発令した避難情報がどの地区に向けたものか読みやすくなります。ただし、地図の色がない場所を安全と断定することはできません。地図の見方は高齢者の防災と避難も参考にできます。

市は警戒レベル3「高齢者等避難」で、避難に時間がかかる人とその支援者が避難するよう案内しています。家族は「レベル3が出たら誰に何を確認するか」を本人や支援者と話し合います。身体状況や移動介助など個別の判断は、自治体、ケアマネジャー、医療・介護の専門職に相談します。

家族のスマートフォンに親の地域を設定する

福岡県防災アプリ「まもるくん」は、現在地に加えて設定した自治体の気象情報や避難情報も配信します。離れて暮らす家族は、親の住む自治体を設定する方法を確認できます。久留米市の「くるめMAP」では、避難情報が出た校区、開設中の避難所、情報のレベル、混雑情報を確認できます。

国土交通省の「逃げなきゃコール」の考え方は、情報を受けた人が本人へ直接連絡することです。アプリを入れるだけで完了とせず、誰が通知を見て、誰が電話し、電話で何を聞くかまで決めます。防災気象情報は自治体の避難指示等より先に出る場合もあると気象庁は案内しています。通知の種類と市の発令を混同せず、キキクルや河川水位情報なども確認します。

親がスマートフォンを使いにくい場合

久留米市の避難情報配信サービスは、携帯電話などを持たない人向けに、警戒レベル3以上の避難情報と避難所の開設・増設情報を固定電話またはファクスへ届けます。対象には、家族を含め携帯電話・スマートフォンを持たない人や操作が苦手な人、緊急速報メールを受け取れない人などが挙げられています。該当するか迷う場合は市の防災対策課へ確認してください。

電話は30秒間呼び出され、メッセージ後に「#」を押さない場合や出られない場合は最大3回配信されます。着信に気付けるか、出られないときに誰が別の方法で連絡するかも話し合っておきます。サービスの登録だけを家族の連絡計画の代わりにはできません。

情報の経路事前に決めること情報を受けた後
家族のアプリ親の自治体を誰が設定するか市の発令内容を見て親へ電話する人
親の固定電話・FAX市のサービスの対象・登録の確認着信に出られない場合の連絡先
家族間の連絡第一連絡者と代わりの人親と連絡が取れない場合に相談する相手

候補物件ごとに住所、校区、親が使える電話、家族の受信担当を一枚に残します。連絡がつかない場合の行動は、本人の意向と地域の支援者の状況を踏まえて事前に話し合ってください。避難所の開設状況は災害時に市の最新情報で確かめます。個別避難計画の検討が必要なら、久留米市の個別避難計画の記事も参照できます。

公式情報・確認先

※2026年9月26日確認。通知サービスの条件と避難所の開設状況は利用時に久留米市の最新情報を確認してください。