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久留米のものわすれ予防検診とは|65歳以上の親がいる家族が確認したいこと

親のもの忘れが増えてきた時、家族は「年相応なのか」「認知症の始まりなのか」「病院へ行くほどなのか」と迷いやすいものです。久留米市では、令和8年度の「ものわすれ予防検診」として、原則65歳以上の久留米市民で、これまでに認知症の診断を受けたことがない方を対象に、無料の検診を案内しています。

この記事では、久留米市のものわすれ予防検診について、対象者、検査内容、申込み、家族が受診前後に確認したいことを整理します。もの忘れの不安を放置せず、早めに相談する入口として活用しましょう。

ものわすれ予防検診とは

久留米市公式ページでは、ものわすれ予防検診について、認知機能検査のほか、血圧、握力、光トポグラフィーなど複数の検査を行い、検査結果をもとに受診勧奨や認知症予防のための生活習慣指導などの助言や情報提供を行うものとして説明されています。

久留米大学高次脳疾患研究所との共同事業であり、認知症の診断そのものを家庭で判断するためのものではありません。気になる変化に早く気づき、必要な受診や生活改善につなげる機会として考えるとよいでしょう。

対象者と参加費

令和8年度の案内では、対象者は久留米市在住の原則65歳以上で、これまでに認知症の診断を受けたことがない方です。募集人数は各会場23~24名程度、参加料は無料とされています。

ただし、申込みをすれば参加できるとは限りません。申込み後、締切後に抽選して参加者を決定し、申込み者全員へ抽選結果を送付すると案内されています。

項目内容
対象久留米市在住の原則65歳以上で、認知症の診断を受けたことがない方
参加費無料
募集人数各会場23~24名程度
申込方法電話、FAX、電子申請
参加決定締切後に抽選し、結果を送付

家族が気づきやすいもの忘れのサイン

もの忘れは、本人より家族が先に気づくことがあります。次のような変化が続く場合は、検診や相談のきっかけにしてよいでしょう。

  • 同じ話や質問が増えた
  • 薬を飲んだか分からなくなる
  • 約束や予定を忘れる
  • 財布、鍵、通帳を探すことが増えた
  • 料理中に火を止め忘れる
  • 買い物で同じ物を何度も買う
  • 以前できていた手続きが難しくなった
  • 怒りっぽくなった、意欲が落ちた
  • 外出先で道に迷いそうになる

ただし、これらがあるからといって認知症と断定はできません。睡眠不足、薬の影響、うつ、脱水、体調不良、聴力低下などが関係することもあります。だからこそ、早めの検診や医療相談が大切です。

受ける前に家族が準備したいこと

ものわすれ予防検診を受ける前に、家族が日常の変化をメモしておくと、本人の困りごとを整理しやすくなります。

いつから変化があるか

「最近」ではなく、いつ頃から、どのくらいの頻度で起きているかを書きます。数か月前からなのか、急に悪くなったのかで、相談の緊急度が変わることがあります。

生活に支障が出ているか

予定を忘れるだけでなく、火の管理、服薬、金銭管理、通院、買い物、食事、入浴などに支障があるかを確認します。生活への影響が大きい場合は、検診だけでなく医療機関や地域包括支援センターへの相談も検討します。

本人の気持ち

家族が一方的に「認知症かもしれない」と言うと、本人が傷ついたり反発したりすることがあります。「最近の体調を確認しておこう」「無料の検診があるから一緒に見てみよう」と、責めない言い方を心がけましょう。

検診後に考えたいこと

検診は、受けて終わりではありません。結果説明や助言をもとに、必要な受診、生活習慣の見直し、家族の見守り体制を考えることが大切です。

結果や助言家族が考えたいこと
生活習慣の助言があった食事、運動、睡眠、社会参加を見直す
医療機関への受診を勧められたかかりつけ医や専門医への相談を進める
もの忘れは軽いと言われた定期的な見守りと記録を続ける
生活上の困りごとがある地域包括支援センターや介護相談につなげる
家族の負担が大きいデイサービス、認知症カフェ、介護サービスを検討する

本人の不安が強い場合は、家族が結果を急いで判断材料にしすぎないことも大切です。検診結果をきっかけに、本人が安心して相談できる環境を整えましょう。

親が検診を嫌がる時の声かけ

もの忘れの話題は、本人にとってとても繊細です。家族が心配していても、「認知症かもしれないから検査を受けて」と言われると、責められたように感じることがあります。検診を勧める時は、本人の尊厳を守る言葉を選びましょう。

伝え方の例としては、「久留米市で無料の健康確認があるみたい」「血圧や握力も見るようだから、体調確認として受けてみない?」という言い方があります。もの忘れだけを強調せず、健康管理の一部として説明すると、本人が受け入れやすい場合があります。

家族が複数いる場合は、誰が話すと本人が落ち着いて聞けるかも大切です。普段から衝突しやすい家族が強く勧めるより、本人が信頼している家族、かかりつけ医、地域包括支援センターの職員などから説明してもらう方がよいこともあります。

家族の観察メモが役立つ場面

もの忘れは、検査当日だけでは分からない生活上の変化もあります。家族が日頃の様子をメモしておくと、受診や相談の時に役立ちます。

観察項目メモの例
日付いつ頃から変化が出たか
場面服薬、買い物、料理、通院、金銭管理など
頻度月1回なのか、毎週なのか、毎日なのか
本人の反応忘れたことに気づいているか、否定するか
家族の負担電話確認、訪問回数、付き添いの増加

メモは、本人を責めるためではなく、必要な支援を早く見つけるためのものです。書き方も「できなくなった」だけでなく、「どの場面で困っているか」を具体的に残しましょう。

予防のために見直したい生活習慣

ものわすれ予防検診の結果にかかわらず、日常生活の見直しは大切です。運動、食事、睡眠、社会参加、口腔ケア、持病の管理は、認知機能だけでなく全身の健康にも関わります。

特に一人暮らしの高齢者では、人と話す機会が減る、食事内容が偏る、外出が少なくなることがあります。デイサービスを使うほどではない段階でも、地域活動、認知症カフェ、趣味の場、家族との定期連絡など、社会との接点を保つ工夫が必要です。

介護サービスにつなげる目安

検診後、次のような生活上の困りごとがある場合は、介護保険申請や地域包括支援センターへの相談も考えます。

  • 薬の飲み忘れで体調が不安定になっている
  • 火の管理に不安がある
  • 買い物や食事の準備が難しい
  • 入浴や着替えがおろそかになっている
  • 通院や支払いを一人で管理できない
  • 家族の見守り負担が増えている

早い段階で相談することで、本人の希望を聞きながら在宅生活の支援を組み立てやすくなります。

受診や相談を急いだ方がよいケース

次のような場合は、検診の空きや時期を待つだけでなく、早めに医療機関や地域包括支援センターへ相談してください。

  • 急に意識がぼんやりする
  • 数日から数週間で急激に悪化した
  • 服薬ミスが続いている
  • 火の不始末がある
  • 外出して帰れなくなりそうになった
  • 金銭トラブルが起きている
  • 家族が眠れないほど見守り負担がある

急な変化は認知症以外の病気が関係することもあります。家族だけで様子を見続けず、専門職につなげることが安全です。

よくある質問

ものわすれ予防検診は無料ですか?

令和8年度の久留米市公式案内では、参加料は無料とされています。ただし、募集人数や申込み期限があります。最新の開催状況は久留米市のページで確認しましょう。

誰が対象ですか?

久留米市在住の原則65歳以上で、これまでに認知症の診断を受けたことがない方が対象として案内されています。

申込みをすれば参加できますか?

受けられるとは限りません。久留米市公式ページでは、締切後に抽選し、申込み者全員へ抽選結果を送付すると案内されています。

家族が本人に勧める時はどう伝えればよいですか?

「認知症かもしれない」と決めつけず、「最近の体調確認として受けてみよう」「無料の検診があるから一緒に確認しよう」と伝えると、本人が受け入れやすくなります。

検診で認知症と診断されますか?

検診は、認知機能検査や複数の検査、結果説明、受診勧奨や生活習慣指導などにつなげるものです。診断が必要な場合は医療機関での受診が必要です。

まとめ

久留米市のものわすれ予防検診は、もの忘れが気になり始めた家族にとって、早めに状況を確認する入口になります。対象は原則65歳以上の久留米市民で、認知症の診断を受けたことがない方、参加料は無料と案内されています。

もの忘れの不安は、放置すると服薬、火の管理、金銭管理、外出、家族の負担に広がることがあります。一方で、早く気づけば、医療相談、生活習慣の見直し、介護サービス、家族の見守り体制を整えやすくなります。

ご相談ください

もの忘れや認知症の不安がある場合は、検診、医療機関、地域包括支援センターなど相談先を整理することが大切です。親御さんの生活状況やご家族の負担をお聞きしながら、次に確認すべき窓口や支援を整理します。通所介護や施設見学など当社で確認できる内容も、対応範囲を確認しながらご相談ください。

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