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同居している家族の入院が決まり、家を空けることになった。急な留守です。親は身の回りのことを何とかこなしているものの、数日間一人で過ごすのは心配です。
認定がなくても候補です。介護保険の認定を受けていない高齢者でも、久留米市の「生活支援ショートステイ」を利用できる場合があります。家族の冠婚葬祭や入院などを理由に、短期間だけ施設で生活する市独自の制度です。
利用には市の登録決定と施設の空き確認が必要です。当日の相談で利用が決まるとは限りません。必要になる可能性が見えた段階で、長寿支援課か地域包括支援センターへ連絡します。
必要になったら、まず三つの条件を確認する
認定なしが前提です。久留米市の公式案内では、次の三つをすべて満たす人が対象です。
- 久留米市内に住む、おおむね65歳以上の高齢者
- 介護保険の要介護・要支援認定を受けていない
- 高齢者福祉施設へ一時的に入所する必要がある
家族の入院や冠婚葬祭は、利用を考える代表的な場面です。必要性を市が見ます。家族が家を空けるという理由だけで決まるのではなく、本人が一人で留守番をすることへの不安も判断材料です。
認定があれば別制度です。すでに要介護・要支援認定を受けている人は、この市独自制度の対象から外れます。その場合は、ケアプランに位置づける介護保険のショートステイを担当ケアマネジャーへ相談します。
介護保険はこちらです。「久留米でショートステイを使うには」で、家族の休息も含めて扱っています。
同居する娘の入院が決まった
説明のために条件を置いた例です。親は要介護認定を受けておらず、普段は同居する娘が食事の準備と夜間の見守りをしています。その娘に入院予定が入り、数日間家を空ける場面を考えます。
本人が久留米市内に住むおおむね65歳以上で、一時入所が必要だと市が判断すれば、生活支援ショートステイの候補になります。入院するのは娘で、短期入所を利用するのは親です。家族は予定日と一人で難しい時間帯を書き出し、市と施設の確認を待つ流れです。利用は未定です。
遠方の葬儀へ家族全員で出る
別の仮定です。要介護認定のない高齢の親を残し、家族が遠方の葬儀へ出席します。出発日と帰宅日が分かっているため、希望日を伝えやすい一方、施設の空きは別に確認する必要があります。家族は日程と緊急連絡先を整理し、利用可否の連絡を待つ流れを選びました。
どちらも説明のための仮定です。最終判断は市と施設です。対象要件を満たすか、登録できるか、希望日に利用できるかは、久留米市と受け入れ施設の確認を経て決まります。
連絡先は長寿支援課、地域包括支援センター、総合支所
相談を始める窓口は、久留米市長寿支援課、各地域包括支援センター、各総合支所の市民福祉課です。申請書の提出先は市の窓口です。
最初の電話では、制度名が分からなくても構いません。「同居家族が入院するため、認定を受けていない親を数日一人にするのが心配」と、起きていることから伝えます。
相談前に整理しておきたいのは、次の内容です。
- 本人の年齢と住所
- 要介護・要支援認定の有無
- 家族が家を空ける理由と予定日
- 一人で難しいこと、心配な時間帯
- 治療中の病気、通院先、服薬
- 現在利用している福祉サービス
- 緊急時に連絡できる家族
書く項目は具体的です。利用登録申請書では、利用理由と予定日、介護認定、生活保護、医療機関、治療中の病気、利用中のサービス、緊急連絡先などを確認します。
申請書はこちらです。受付窓口も、次の久留米市公式ページに掲載されています。
日付も確認済みです。ページの更新日は2024年12月24日、確認日は2026年8月20日です。
窓口はこちらです。相談先の使い分けに迷うときは、「久留米で親の介護相談はどこにする?」も参考になります。
申請書を出した後、市が利用登録を決める
登録と空きは別です。申請書を提出すると、長寿支援課が利用登録を決定します。申請書を出した時点で、希望日の部屋まで確保されるわけではありません。
二段階です。久留米市の制度ページは、利用する施設について事前に空き状況を確認するよう案内しています。登録の可否と、施設が希望日に受け入れられるかは分けて考えます。
一覧は更新を要します。市の公式ページに掲載された対象施設一覧は、令和5年4月1日時点の登録事業所です。現在の対象施設や空きは変わる可能性があるため、申請時に最新情報を尋ねます。
医療が優先の人もいます。感染性の病気があり他の人へ感染させるおそれがある人、医療機関での入院治療が必要な人、共同生活の安全を保てない状態にある人などは、受け入れに個別判断が必要です。
入院の代わりではありません。発熱や急な体調変化があるときは、短期入所の手続きより先に医療機関へ相談します。
すでに要支援認定を受けている
対象外です。本人が要支援認定を受けている場合、市独自の生活支援ショートステイは使えません。家族の入院予定が分かった時点で、担当ケアマネジャーへ介護保険のショートステイを相談します。
申込先を切り替えます。認定があるのに市独自制度へ申し込むと、必要な支援へつながるまでに時間がかかるためです。家族は担当ケアマネジャーへ予定日を伝え、介護保険のショートステイを相談したと仮定します。認定の有無は、介護保険被保険者証や認定結果通知で先に見る確認事項です。
利用前に、普段の暮らしを施設へ伝える
暮らしごと伝えます。短い滞在でも、本人にとっては寝る場所、食事、トイレ、周囲の人が変わるためです。病名の一覧だけでなく、普段の過ごし方も準備します。
普段の様子が手掛かりです。たとえば、夜中にトイレへ何度起きるか、杖を使う場所、義歯や補聴器の扱い、飲み忘れやすい薬、食べにくい物。本人が不安になったときに落ち着きやすい話題も役立ちます。
薬袋を残します。持参する薬は、家族の判断で一つの袋へまとめ直さず、薬局や医療機関から受け取った表示が分かる状態にします。服薬方法と持参日数は、受け入れ施設の案内が優先です。
次の連絡先も要ります。第一連絡先が電話に出られない場合があるためです。葬儀や入院手続きの最中でも連絡を受けられる人を、家族内で決めておくと行き違いが減ります。
利用できる日数と費用
日数には上限があります。利用限度は、原則として30日間に1回、7日までです。利用料は受け入れ施設の種類で変わります。
料金は施設別です。
- ケアハウス・養護老人ホームは1日2,333円。
- 特別養護老人ホームは1日2,627円。
- 生活保護受給世帯は施設の種類にかかわらず1日1,882円。
金額と日数は確認済みです。久留米市「生活支援ショートステイ」の記載です(更新日2025年5月7日、2026年8月20日確認)。
計算例です。ケアハウスを3日利用する条件なら、表の利用料だけを掛けると6,999円です。実際の支払額と支払方法、持参品にかかる費用は、利用前に施設へ確かめます。
7日間の保証ではありません。利用限度、家族が必要とする日程、施設の受け入れ可能日を照らして決まります。
介護保険のショートステイとの違い
| 比べる点 | 久留米市の生活支援ショートステイ | 介護保険のショートステイ |
|---|---|---|
| 認定 | 要介護・要支援認定を受けていない人が対象 | 要介護・要支援認定を受けた人が対象 |
| 相談先 | 長寿支援課、地域包括支援センター、各総合支所 | 担当ケアマネジャー |
| 利用決定 | 長寿支援課が登録を決定し、施設の空きを確認 | ケアプランと施設の受け入れ状況を調整 |
| 日数・費用 | 市独自制度の上限と利用料 | 介護保険とケアプラン、利用内容で決まる |
分かれ目は認定です。制度名は似ています。まだ申請中の場合や、認定が切れている場合の相談先は、市か地域包括支援センターです。
利用中と帰宅後に確認すること
変更は早く伝えます。利用中に本人の体調や家族の予定が変わったら、受け入れ施設へ連絡します。利用期間の延長には、施設と市の確認が要ります。
帰宅後も観察します。睡眠、食事、歩き方、表情などを普段と比べます。環境が変わった後は疲れが出る人もいるため、利用先やかかりつけ医へは具体的な情報が必要です。
次の備えも必要です。今回の留守番が一度きりでなく、今後も同じ心配が起こりそうなら、見守り方法そのものを考える時期です。
見守りも選択肢です。「久留米で一人暮らしの親を見守る方法」では、離れて暮らす場合も含めて整理しています。
希望日に間に合わないとき
別の手段を探します。市の利用登録が済んでも、希望日に受け入れられる施設がない場合があるためです。空きが見つからないときは、長寿支援課か地域包括支援センターへ状況を戻し、本人を一人にしない方法を一緒に整理します。
医療相談が先です。家族の入院日が迫っているなら、入院する家族の病院にも、高齢の親を残せない事情を伝えます。親本人に医療上の問題がある場合は、かかりつけ医や医療機関が先です。
久留米市長寿支援課の電話番号は0942-30-9038です。市の制度ページと申請ページで2026年8月20日に確認しました。順番に伝えます。電話では、必要な日、認定の有無、一人で難しいことから話します。
明日、必要な日と認定の有無を久留米市長寿支援課へ伝えてください。やることは一つです。



