「最近、親があまり外に出なくなった」
「介護保険を使うほどではないと思うけれど、このままで大丈夫なのか心配」
「久留米市で高齢者が参加できる場所を知りたい」
このような不安を感じているご家族は少なくありません。
高齢になると、体力の低下だけでなく、外出の機会が減ること、人と話す機会が減ること、生活の中で役割を感じにくくなることが、心身の元気に影響する場合があります。反対に、無理のない範囲で外へ出る、人と会う、趣味を続ける、地域で役割を持つといった社会参加は、生活リズムを整え、介護予防のきっかけになることがあります。
ただし、社会参加は「とにかく外に出ればよい」「何かの会に入ればよい」という単純なものではありません。本人の体力、性格、移動手段、認知機能、家族の支援状況によって、合う活動は変わります。
この記事では、2026年4月時点で確認できる久留米市の公式情報をもとに、高齢者の社会参加とは何か、久留米市で利用しやすい活動や制度、相談先、家族ができる声かけの方法をわかりやすく解説します。
久留米市で高齢者の社会参加を考えるときの3つの入口
久留米市で高齢者の社会参加を考えるときは、最初から制度を完璧に理解しようとしなくても大丈夫です。まずは次の3つを順番に考えると、動きやすくなります。
- 本人が「何なら嫌ではないか」を聞く
- 地域の活動や相談窓口を調べる
- 体力低下や認知症、介護保険が気になる場合は地域包括支援センターなどへ相談する
大切なのは、本人を無理に参加させようとしないことです。
「ボケ防止のために行きなさい」「家にいるからダメになる」「みんな行っているからあなたも行こう」という言い方をすると、本人が傷ついたり、かえって外出を拒んだりすることがあります。
最初は、見学だけでもよいのです。月1回の参加でも、家族と一緒に会場まで行くだけでも構いません。社会参加は、本人の尊厳を守りながら、少しずつ生活の中に人とのつながりを戻していくことが大切です。
高齢者の社会参加とは何か
高齢者の社会参加とは、地域や人とのつながりを持ちながら、自分らしく暮らし続けるための活動全般を指します。
| 社会参加の形 | 具体例 |
|---|---|
| 人と会う | 友人との会話、地域の集まり、茶話会 |
| 体を動かす | 体操、ウォーキング、グラウンドゴルフ |
| 趣味を続ける | カラオケ、手芸、楽器、園芸、読書会 |
| 地域で役割を持つ | 見守り、清掃活動、ボランティア |
| 学ぶ | 生涯学習、認知症サポーター養成講座 |
| 働く | シルバー人材センターなどでの短期的な就業 |
| 支援を受けながら参加する | 通所型サービス、総合事業、介護予防ケアマネジメント |
ここで大事なのは、「人前に出て活発に活動することだけが社会参加ではない」という点です。
たくさん話すのが好きな人もいれば、静かに座って参加する方が安心できる人もいます。人の世話をすることにやりがいを感じる人もいれば、まずは自分の体調を整える場が必要な人もいます。
社会参加は、本人の性格や生活歴に合っているほど続きやすくなります。
なぜ社会参加が介護予防につながるのか
久留米市は、広報記事の中で、会話、運動、読書、パズル、楽器演奏、地域の集まりやボランティアへの参加などが、脳の活性化や介護予防につながる行動として紹介しています。
厚生労働省が紹介する「通いの場」やフレイル予防の考え方でも、運動だけでなく、栄養、口腔、社会参加を組み合わせることが大切だとされています。
高齢期の元気を保つには、体だけを見ても不十分です。
外に出る予定があると、朝起きる時間が整いやすくなります。人と会う予定があると、服装を整えたり、会話の準備をしたりします。地域の中で役割があると、「自分にもできることがある」という感覚を持ちやすくなります。
こうした日々の積み重ねが、体力、気力、認知機能、生活リズムの維持につながる可能性があります。
ただし、「社会参加をすれば認知症を必ず防げる」「介護が必要にならない」と断定することはできません。もの忘れが増えた、金銭管理が難しくなった、食事や服薬が乱れている、転倒が増えたなどの変化がある場合は、社会参加だけで様子を見るのではなく、医療機関や地域包括支援センターなどへ早めに相談することが大切です。
久留米市で高齢者が参加しやすい活動
久留米市には、高齢者が社会参加しやすい活動や制度がいくつかあります。ここでは、介護を初めて考えるご家族にもわかりやすいように、代表的な選択肢を整理します。
元気つづける「通いの場」
久留米市では、「通いの場」という地域活動が紹介されています。
通いの場とは、高齢の地域住民同士が気軽に集まり、活動内容を一緒に考えながら、生きがいづくりや仲間づくりにつなげる場所です。
体操、趣味活動、茶話会、会食、認知症予防、生涯学習、ボランティア活動、農作業、就労的支援、多世代交流など、活動内容はさまざまです。
| 向いている人 | 理由 |
|---|---|
| 家にこもりがちになっている | 近い地域で人と会うきっかけになる |
| 体力低下が気になる | 体操や介護予防活動に参加しやすい |
| いきなり大きな団体は不安 | 身近な地域単位で参加しやすい |
| 趣味やおしゃべりから始めたい | 茶話会や趣味活動など入口が広い |
久留米市の登録制度では、満65歳以上の久留米市民が5名以上で主体的に活動していること、介護予防に役立つ活動を月1回以上継続していること、地域住民が自由に参加できる体制であることなどが条件として示されています。
個人で参加したい場合は、市が公開している活動団体一覧や、地域包括支援センター、長寿支援課などで情報を確認するとよいでしょう。ただし、一覧に掲載されているのは公開に協力している団体です。掲載されていない活動が地域にまったくない、という意味ではありません。
老人クラブ・シニアクラブ
地域で仲間づくりをしたい方には、老人クラブも選択肢になります。
久留米市の公式ページでは、老人クラブはおおむね60歳以上の方々で構成される地域の自主的な活動グループと説明されています。会員同士の親睦だけでなく、生きがいづくり、健康づくり、地域貢献活動などを行う場です。
活動内容には、児童の見守り、清掃活動、カラオケ、グラウンドゴルフ、小学生への昔遊びの手ほどきなど、地域によってさまざまなものがあります。
久留米市の老人クラブページでは、令和7年度の単位老人クラブ数は232、会員数は12,797人とされています。時点によって数字は変わるため、入会を検討する場合は久留米市シニアクラブ連合会に確認するのが確実です。
| 向いている人 | 理由 |
|---|---|
| 同年代の知り合いを作りたい | 地域の高齢者同士でつながりやすい |
| 趣味や健康づくりを続けたい | 活動内容が幅広い |
| 地域の役に立ちたい | 見守りや清掃など地域貢献の機会がある |
| 近所で参加したい | 自治会単位や校区単位の活動がある |
活動内容や会費、頻度は地域によって異なります。「老人クラブはこういうもの」と一律に決めつけず、本人の性格に合いそうか、無理なく通えるかを確認しましょう。
よかよか介護ボランティア事業
「人の役に立つことが好き」「介護施設などで話し相手や手伝いをしてみたい」「自分の得意なことを活かしたい」という方には、久留米市の「よかよか介護ボランティア事業」も選択肢になります。
この事業は、高齢者が生きがいややりがいを持って地域で活躍する場を広げることで、外出や会話の機会を増やし、健康維持や介護予防につなげる目的で作られた制度です。
対象は、久留米市内に住所がある65歳以上の方で、介護保険の要支援・要介護認定を受けていない方です。参加には事前説明会への参加と登録が必要です。
活動内容の例としては、レクリエーションの補助、利用者の話し相手や見守り、施設行事の手伝い、お茶出しなどがあります。ボランティア経験がなくても始めやすい活動が想定されています。
活動に応じてポイントが付与され、条件を満たすと奨励金への交換または寄付ができる仕組みもあります。ただし、ポイントの上限や説明会の日程などは変更される可能性があるため、参加前に必ず公式ページや久留米市介護福祉サービス事業者協議会へ確認しましょう。
注意したいのは、要支援・要介護認定を受けている方は、この事業の対象外である点です。対象外だから社会参加ができないという意味ではありませんが、別の活動やサービスを検討する必要があります。
認知症サポーター養成講座
社会参加というと、運動や趣味の集まりを思い浮かべる方が多いかもしれません。しかし、「学ぶこと」も大切な社会参加です。
久留米市では、認知症サポーター養成講座も紹介されています。認知症サポーターとは、認知症について正しく理解し、認知症の人やその家族を地域で温かく見守り支える人のことです。
何か特別な仕事をする人ではありません。認知症を自分に関係のあることとして学び、地域の中で理解者になることが目的です。
高齢の本人が参加する場合だけでなく、ご家族が受講するのも有益です。親のもの忘れが気になっている、認知症かもしれないと不安がある、どう接すればよいかわからないという場合、正しい知識を持つことで、本人への声かけや相談のタイミングを考えやすくなります。
シルバー人材センター
「まだ働きたい」「少しだけ体を動かして収入にもつなげたい」「人の役に立つ仕事をしたい」という方には、久留米市シルバー人材センターも社会参加の一つです。
久留米市の公式ページでは、シルバー人材センターは、現役を退いた後も健康で働く意欲があり、生きがいの充実や社会参加を望む高年齢者に対し、地域に密着した短期・臨時的な仕事、または軽易な業務を提供する機関として説明されています。
取り扱う仕事の例としては、植木の剪定、草刈、清掃、家事援助、筆耕、施設管理などがあります。
シルバー人材センターは、常用雇用や本格的な再就職先とは性質が異なります。短期的・臨時的・軽易な業務を中心とした社会参加の形として考えるとよいでしょう。
要支援・総合事業との関係をわかりやすく整理
高齢者の社会参加を考えるとき、少し難しいのが「総合事業」との関係です。
総合事業とは、正式には「介護予防・日常生活支援総合事業」といいます。久留米市の説明では、総合事業は大きく分けて次の2つで構成されています。
| 区分 | 内容 |
|---|---|
| 介護予防・生活支援サービス事業 | 要支援1・2の方や、基本チェックリストで事業対象者と判断された方が対象 |
| 一般介護予防事業 | 年齢や心身の状態で分け隔てず、通いの場など地域の介護予防活動を広げるもの |
ここを混同しないことが大切です。
地域の通いの場や老人クラブは、比較的参加しやすい社会参加の場です。一方で、総合事業の介護予防・生活支援サービスを利用する場合は、要支援認定や基本チェックリスト、地域包括支援センター等による介護予防ケアマネジメントが関係します。
要支援と要介護の違いや、久留米市の総合事業の入口を詳しく知りたい方は、関連記事「要支援と要介護の違いを久留米市の制度で解説|総合事業・申請・相談先」も参考になります。
| 状態 | 相談・検討すること |
|---|---|
| 元気だが外出機会を増やしたい | 通いの場、老人クラブ、趣味活動、ボランティア |
| 家にこもりがちで体力低下が心配 | 地域包括支援センター、長寿支援課、通いの場 |
| 掃除や買い物、入浴などに不安がある | 地域包括支援センター、介護保険申請、総合事業 |
| 要支援1・2と認定されている | 地域包括支援センターで介護予防ケアマネジメント |
| 要介護認定を受けている | ケアマネジャーや介護保険サービスの利用を検討 |
| 認知症や金銭管理が心配 | 医療機関、地域包括支援センター、必要に応じて権利擁護相談 |
社会参加は大切ですが、生活上の困りごとがすでに出ている場合は、活動参加だけで解決しようとしないことが大切です。本人の状態に応じて、介護保険、総合事業、医療、地域活動を組み合わせて考えましょう。
家族が気づきたいサイン
高齢の親が家にこもりがちになったとき、家族は「性格の問題」「年齢のせい」と考えてしまうことがあります。しかし、背景には体力低下、転倒への不安、もの忘れ、気分の落ち込み、耳の聞こえにくさ、人間関係の変化などが隠れている場合もあります。
次のような変化がある場合は、早めに相談を検討しましょう。
| 気になる変化 | 考えられる背景 |
|---|---|
| 外出を急に嫌がる | 転倒不安、疲れやすさ、認知機能の不安 |
| 服装や身だしなみに無関心になった | 気力低下、うつ状態、認知症の初期変化 |
| 食事量が減った | 口腔機能低下、低栄養、買い物困難 |
| 同じ話や確認が増えた | もの忘れ、認知機能低下 |
| お金や薬の管理が難しくなった | 生活機能低下、認知症の可能性 |
| 人と会うのを避ける | 聞こえにくさ、失敗への不安、孤立 |
| 転倒やふらつきが増えた | 筋力低下、病気、薬の影響 |
このようなサインがある場合、いきなり活動へ連れ出すよりも、まずは本人の困りごとを聞くことが大切です。
「最近、外に出るのが面倒になった?」
「歩くときに不安がある?」
「誰かと会うのが疲れる感じがする?」
「病院や買い物で困っていることはない?」
本人が話してくれない場合もあります。その場合は、地域包括支援センターなどに家族だけで相談することも選択肢になります。
親に社会参加をすすめるときの声かけ
社会参加をすすめるとき、家族の言い方ひとつで本人の受け止め方は大きく変わります。
避けたい声かけは、本人を責める言い方です。
「家にばかりいるからダメ」
「このままだと認知症になるよ」
「みんな行っているのに、どうして行かないの」
「暇なんだから何かしなさい」
こうした言葉は、家族として心配しているからこそ出てしまうものですが、本人にとっては否定されたように感じることがあります。
おすすめは、本人の過去の楽しみや得意なことを思い出す声かけです。
「昔、歌が好きだったよね」
「畑の話をしているとき、すごく楽しそうだった」
「見学だけ一緒に行ってみない?」
「合わなかったら、やめてもいいから」
「人の役に立つことが好きだったから、話し相手のボランティアも合うかもしれないね」
ポイントは、選択肢を渡すことです。決めつけず、押しつけず、本人が断れる余地を残すことが、長く続けるためには大切です。
久留米市で相談できる主な窓口
高齢者の社会参加や介護予防を考えるときは、活動場所を探すだけでなく、相談先を知っておくことが大切です。
| 相談内容 | 相談先 |
|---|---|
| 介護予防、通いの場、社会参加について知りたい | 久留米市 長寿支援課 介護予防・生きがい支援チーム |
| 介護保険や総合事業について知りたい | 久留米市 介護保険課 計画・給付チーム |
| 生活の不安、介護、健康、権利擁護などを相談したい | 担当地域の地域包括支援センター |
| 老人クラブへ入りたい | 久留米市シニアクラブ連合会 |
| よかよか介護ボランティアへ参加したい | 久留米市介護福祉サービス事業者協議会 |
| 働く形で社会参加したい | 久留米市シルバー人材センター |
久留米市の高齢者支援パンフレットには、生きがいづくり、高齢者福祉サービス、介護保険制度、主な相談窓口などがまとめられています。どこへ相談すればよいか迷う場合は、まず高齢者支援パンフレットや地域包括支援センターを確認するとよいでしょう。
相談するときに整理しておくとよいこと
相談前に、次の内容を簡単にメモしておくと話が進みやすくなります。
| 整理すること | 例 |
|---|---|
| 本人の年齢・住んでいる校区 | 地域包括支援センターの担当確認に役立つ |
| 現在の生活状況 | 一人暮らし、夫婦のみ、家族同居など |
| 外出頻度 | 週に何回外へ出ているか |
| 困っていること | 買い物、掃除、入浴、食事、服薬、移動 |
| 本人の希望 | 人と話したい、運動したい、静かな場所がよい |
| 家族の心配 | 転倒、もの忘れ、閉じこもり、食事量の低下 |
| 介護認定の有無 | 未申請、要支援、要介護、申請中など |
完璧に整理できていなくても大丈夫です。「何から相談してよいかわからない」という状態でも、相談の入口としては十分です。
よくある質問
親が人付き合いを嫌がります。それでも社会参加させた方がよいですか?
無理に参加させる必要はありません。まずは、なぜ嫌がっているのかを考えることが大切です。人付き合いが苦手なのか、体力に不安があるのか、耳が聞こえにくいのか、過去に嫌な経験があったのかで、対応は変わります。
いきなり集まりに参加するのではなく、家族と短時間外出する、知っている人に会う、見学だけ行くなど、小さな一歩から始めるとよいでしょう。
要支援や要介護の認定を受けていても社会参加できますか?
できます。ただし、参加できる活動や利用できる制度は状態によって異なります。
たとえば、よかよか介護ボランティア事業は、要支援・要介護認定を受けていない65歳以上の久留米市民が対象です。一方で、要支援の方は総合事業の対象になる場合がありますし、要介護の方もケアマネジャーと相談しながら外出や交流の機会を作ることは可能です。
「認定を受けているから社会参加できない」と考える必要はありません。本人の状態に合う方法を、地域包括支援センターやケアマネジャーと一緒に考えることが大切です。
車がないと参加は難しいですか?
活動場所や地域によります。徒歩圏内の活動もあれば、公共交通機関や家族の送迎が必要な場合もあります。
移動手段が不安な場合は、最初から遠い場所を選ぶよりも、自宅近くの通いの場、老人クラブ、地域包括支援センターに相談する方が現実的です。参加したい活動があっても移動が難しい場合は、家族だけで抱え込まず、相談窓口に確認しましょう。
もの忘れがある場合、社会参加はすすめてもよいですか?
もの忘れの程度によります。軽いもの忘れであれば、安心して参加できる場を選ぶことで、会話や生活リズムの維持につながる可能性があります。
ただし、お金の管理が難しい、同じことを何度も確認する、道に迷う、薬を飲み忘れる、火の不始末があるなどの変化がある場合は、先に医療機関や地域包括支援センターへ相談しましょう。
社会参加は大切ですが、診断や支援が必要な状態を見逃さないことも同じくらい大切です。
まずどこに相談するのがよいですか?
迷ったときは、担当地域の地域包括支援センターが相談しやすい入口です。地域包括支援センターは、高齢者の生活、介護、健康、権利擁護などについて相談できる窓口です。
介護保険の申請が必要か、総合事業の対象になるか、地域活動がよいか、医療機関につなぐべきかなど、本人の状態に合わせて相談できます。
まとめ:社会参加は「本人らしい暮らし」を守るための選択肢
久留米市には、高齢者が社会参加できるさまざまな選択肢があります。
通いの場、老人クラブ、よかよか介護ボランティア、認知症サポーター養成講座、シルバー人材センター、総合事業、地域包括支援センターなど、それぞれ役割が異なります。
大切なのは、制度名を覚えることではありません。本人が何に不安を感じ、何なら続けられそうかを一緒に考えることです。
家にこもりがちな高齢の親を見ていると、家族は焦ります。しかし、焦って無理に外へ連れ出すより、本人のペースに合わせて、小さな接点を作る方が続きやすいことがあります。
見学だけでも構いません。月1回でも構いません。家族だけで相談するところからでも構いません。
社会参加は、介護予防のためだけにあるものではなく、その人が地域の中で自分らしく暮らし続けるためのものです。久留米市の制度や相談先を上手に使いながら、本人に合う一歩を探していきましょう。
迷ったときは、早めに相談して大丈夫です
高齢のご家族に変化が見えたとき、「まだ介護というほどではない」「本人が嫌がるかもしれない」と考えて、相談を先延ばしにしてしまうことがあります。
けれど、外出が減った、食事量が落ちた、人と会わなくなった、もの忘れが増えたといった変化は、早めに支援へつながるための大切なサインかもしれません。
介護保険を使うかどうか分からない段階でも、地域包括支援センターや久留米市の相談窓口に相談できます。本人の気持ちを置き去りにせず、いま困っていること、これから不安なことを整理しながら、使える制度や地域の活動を一つずつ確認していきましょう。
社会参加は、無理に外へ連れ出すためのものではありません。本人が安心して人と関わり、自分らしい暮らしを続けるための選択肢です。家族だけで抱え込まず、地域の窓口や専門職の力も借りながら、その人に合う一歩を探していくことが大切です。



















