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秋になると真っ赤に染まる櫨の木。その実から採れた木蝋が、ろうそくや文具、化粧品に使われ、かつて久留米藩の主要産業を支えていました。
企画展「筑後川遺産・櫨の道」は、紅葉の美しさだけでは見えてこない櫨の仕事と歴史をたどる展示です。和ろうそくの芯づくりや、櫨の蝋から生まれたクレヨンを使う体験会もあります。
会場は、くるめりあ六ツ門5階の久留米市立六ツ門図書館展示コーナー。会期は2026年9月12日から12月1日まで、入場は無料です。
買い物の途中にも寄れる、六ツ門の無料企画展
久留米市「令和8年度企画展『筑後川遺産・櫨の道』六ツ門図書館展示コーナー」(2026年8月26日確認)が示す会場情報です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会場 | 久留米市立六ツ門図書館展示コーナー |
| 所在地 | 久留米市六ツ門町3-11、くるめりあ六ツ門5階 |
| 電話 | 0942-27-9281 |
| 会期 | 2026年9月12日〜12月1日 |
| 開館時間 | 10時〜18時 |
| 入場料 | 無料 |
| 休館日 | 毎週水曜日、第4木曜日 |
| 例外開館 | 9月23日は水曜日でも開館 |
水曜日に休む展示ですが、9月23日だけは開館します。第4木曜日も休館日です。会期の始めと終わりだけで予定を決めず、曜日まで重ねてください。
赤い葉の向こうに、久留米藩の産業が見える
秋に赤く染まる櫨は、久留米藩の主要産業を支えた木でもありました。久留米では享保15年、1730年頃に栽培が始まり、やがて筑後一円へ広がります。
実から採れるのが木蝋です。用途はろうそくに限られず、文具や化粧品にも及びます。展示を見るときは、木そのもの、実から蝋を得る知恵、製品として使う仕事を一本の流れとして追うと、地域産業としての広がりが見えてきます。
11月7日の櫨並木ギャラリートークでは、柳坂曽根の櫨並木を守ってきた歴史と現在の状況が紹介されます。産業の歴史と、いま残る景観を同じ日に結び付けて聞ける企画です。
芯づくり、クレヨン、櫨並木。気になる日を選ぶ
関連企画は三種類あります。展示を深く知りたい日、手仕事に触れたい日など、関心に合わせて候補を選べます。
| 関連企画 | 日時 | 内容・話し手 |
|---|---|---|
| 櫨まるごとギャラリートーク | 9月12日、9月19日、10月4日、10月11日、11月27日。各日13時30分、14時30分 | 松山櫨復活委員会の矢野さんによる話。参加者は和ろうそくの芯づくりを体験 |
| 子どもたち大歓迎!「ハゼクレヨン体験会」 | 10月31日10時〜15時の間、参加自由 | 櫨から採れた蝋を使ったクレヨンで絵を描く。福岡県立久留米筑水高等学校の生徒が指導 |
| 櫨並木ギャラリートーク | 11月7日13時30分、14時30分 | 柳坂曽根の櫨並木保存会の人が、県指定天然記念物「柳坂曽根の櫨並木」の保存の歴史と現状を紹介 |
三企画とも、会場は六ツ門図書館展示コーナーです。展示を見るだけなら会期中の開館日から選び、手仕事に触れたいなら芯づくりまたはハゼクレヨンの日、保存活動を聞きたいなら11月7日が候補です。
展示は入場無料です。関連企画へ参加する日は、久留米市の公式ページで最新の案内を確かめてから出かけてください。
櫨まるごとギャラリートークは5日、各2回
櫨まるごとギャラリートークは5日あります。開始は一日2回です。13時30分と14時30分に始まります。話を聞くだけでなく、和ろうそくの芯づくりを体験できます。
展示で木蝋の用途と地域産業を見た後に芯づくりへ参加すると、原料から道具へ至る流れを手仕事から確かめられます。
初日の9月12日にも開催されます。9月19日、10月4日、10月11日、11月27日を含め、都合の合う日の二つの開始時刻から選んでください。
10月31日は櫨の蝋から生まれたクレヨンを使う
10月31日の「ハゼクレヨン体験会」では、櫨から採れた蝋を使って作られたクレヨンで絵を描きます。時間は10時から15時の間で、案内は「参加自由」です。指導するのは福岡県立久留米筑水高等学校の生徒です。
木蝋の用途が、ろうそくから文具へ広がることを、その場で確かめられる企画です。展示室は18時まで開いています。クレヨン企画は15時までです。参加する日は、先に体験時間を置くと組み立てやすくなります。
11月7日は櫨並木が残るまでの話を聞く
11月7日の櫨並木ギャラリートークは、13時30分と14時30分の2回です。柳坂曽根の櫨並木保存会の人が、県指定天然記念物「柳坂曽根の櫨並木」を守ってきた歴史と現在の状況を話します。
1730年頃に始まった栽培が地域産業へ発展した後、その木々が景観としてどう残されてきたのか。展示の歴史を現在の保存活動までつなげて聞ける日です。
詳しい展示案内は、久留米市の「令和8年度企画展『筑後川遺産・櫨の道』六ツ門図書館展示コーナー」に掲載されています。行く日を決めたら、六ツ門町3-11、くるめりあ六ツ門5階を目的地にしてください。



