この記事の目次
  1. 日曜日の何時に、どこへかければいいですか
  2. 名前を言わないと相談できませんか
  3. 何を話してよいのでしょうか
  4. 電話の向こうでは、誰が話を聞くのですか
  5. 電話一本で解決してもらえますか
    1. 日曜の家族会議で話がまとまらない
    2. 平日は働いていて窓口へ行けない
    3. 本人に知られず、まず家族だけで話したい
  6. 長寿支援課とはどう使い分けますか
  7. 地域包括支援センターとは何が違いますか
  8. 認知症カフェとはどう違いますか
  9. 電話相談のほかに、市のどんな支援がありますか
  10. 電話をかけるのをためらうとき、どう考えればよいですか

日曜、きょうだいや孫が久しぶりに集まった。にぎやかな食卓になるはずが、親への声かけをめぐって話が食い違い、普段介護している家族だけが疲れていく。

「平日は仕事で相談に行けない」「まだ家族以外には知られたくない」。そんなときに使えるのが、久留米市の日曜の認知症介護電話相談です。名前を明かさずに話せます。

一本の電話ですべてが解決するわけではありません。それでも、家族の中だけで繰り返していた話をいったん外へ出すと、困りごとの輪郭が見えます。次に誰へ相談するかを考える入口にもなります。

日曜日の何時に、どこへかければいいですか

相談専用電話は0942-30-9210です。久留米市の現在の公式ページでは、毎週日曜日の10時から15時まで、年末年始を除いて実施すると案内されています。

ただし、祝日の記載は資料によって異なります。高齢者支援パンフレット(令和8年度版)には、年末年始に加えて祝日を除くとの記載があるため、祝日と重なる日曜は市の最新案内を確かめてから電話してください。

話す内容をきれいにまとめる必要はありません。「何から話したらよいか分からない」と切り出しても大丈夫です。

名前を言わないと相談できませんか

久留米市の公式ページ、高齢者支援パンフレット(令和8年度版)、認知症支援ガイドブックのいずれにも、匿名で相談できると記載されています。名乗らないことを失礼に感じる必要はありません。

親の名前や住所を伝えることに抵抗があるなら、まずは家族が困っている場面だけを話せます。一方、後日、地域包括支援センターで申請や継続支援を相談するときは、本人の住所や生活状況などが必要になることがあります。日曜の電話相談とは役割が違います。

何を話してよいのでしょうか

診断名がついていなくても相談できます。高齢者支援パンフレット(令和8年度版)が示す対象は、生活の悩みや介護の相談です。

「日曜に家族が集まるたび意見が割れる」「介護する自分が怒ってしまう」「誰に相談する段階なのか分からない」。こうした家族側の悩みも、そのまま話せます。

症状を正確に説明しようとして、電話を先延ばしにしなくて構いません。手元にメモを置くなら、次の四つで十分です。

  • 家族がいま一番困っている場面。
  • その場面がいつ頃から、どのくらいの頻度で起きているか。
  • すでに相談している医療機関や介護の担当者がいるか。
  • 電話を終えるまでに一つ確認したいこと。

全部がそろっていなくても電話はできます。ただし、本人の体調について医療的な判断が必要になったときは、電話相談だけで決めず、医療機関など適切な相談先につないでもらいます。

アースサポートへは、「もう家では介護を続けられない」「疲れた。このままでは共倒れになる」といった入居相談も寄せられます。介護職の経験がある家族であっても、家庭で介護を続ける負担は軽くありません。まず、ここまで介護を続けてきたことを労い、今夜の安全を確かめます。

「自分も本人も死んでしまいたい」という言葉に、具体的な計画や手段が伴う、すでに行動を始めているなど、危険が差し迫っている場合は緊急対応が必要です。自分や周囲の安全を確保し、服薬、負傷、意識障害などで救急車が必要な場合は119番、暴力や刃物など事件・事故として警察の緊急対応が必要な場合は110番へ連絡します。

電話の向こうでは、誰が話を聞くのですか

久留米市は、認知症高齢者を介護する家族の悩みや不安に共感できる人が話を聴き、実体験に基づく助言などを行う事業と説明しています。現在の公式ページに記載された相談対応者は、NPO法人にこにこ会(久留米地区認知症の人と家族の会)です。

市役所の申請窓口とは違い、家族として迷った経験がある人へ「こんなことで困っている」と話せるのが、この電話の特徴です。ただし、似た悩みに見えても家庭の状況はそれぞれ異なります。受けた助言をそのまま当てはめず、必要な医療や介護の判断は担当者へ相談してください。

電話一本で解決してもらえますか

電話の役割は、話を聴いてもらい、経験に基づく助言を受けながら困りごとを整理することです。医療・介護の判断や手続きまで、一本の電話で済むものではありません。

家族の気持ちが少し整理できることもあれば、平日に別の窓口へ相談すべき課題が見えることもあります。「今つらいことを話したい」「次に相談する先を考えたい」という使い方で構いません。

日曜の家族会議で話がまとまらない

ここからは、窓口の使い分けを考えるため、ある家族の状況を想定します。実在する利用者や家族の事例ではありません。

母を普段支える長女と、遠方から来た長男が日曜に話し合い、介護の負担について意見がぶつかったとします。長女は家族にうまく説明できず、名前を出さずに相談したいと考えています。

この場合、日曜の電話相談で家族としてのつらさを話し、何に困っているのかを整理できます。電話だけで兄妹の意見が一致するとは限りませんが、長女が抱えている負担を、家族以外の人へ初めて話す機会になります。

平日は働いていて窓口へ行けない

父と暮らす家族が平日は仕事をしており、市役所や地域包括支援センターへ相談する時間を取りにくいと仮定します。日曜の電話で、家庭で起きていることをどこから話せばよいか尋ねます。

継続して支援を受けたい、介護保険の手続きを知りたいという希望が固まったら、平日に地域包括支援センターなどへつなぐ選択肢があります。家族は勤務表を見て、平日に連絡できる時間も探したと仮定します。見つからなければ、日曜の相談で次の窓口を尋ねます。制度を利用できるかは個別の判断です。

本人に知られず、まず家族だけで話したい

夫を介護する妻が、「相談したと分かると本人が傷つくのでは」と迷っている条件です。妻は匿名で、自分が疲れて強い口調になることだけを伝えます。

匿名で相談できても、本人の診断や今後の支援方針がその電話で決まるわけではありません。妻は電話後、聞いた内容を一行だけメモしたと仮定します。本人への伝え方は、そのメモを見てから考えます。別の相談先をどうするかは家庭ごとに選びます。電話だけでは決まりません。

長寿支援課とはどう使い分けますか

長寿支援課の電話0942-30-9207は、市の認知症関連事業について問い合わせる番号です。開催日時、ものわすれ予防検診、認知症イベント、認知症サポーター養成講座などの最新情報はこちらへ尋ねます。

一方、認知症介護電話相談の0942-30-9210は、日曜に介護経験者へ生活の悩みや介護について話すための専用番号です。最初から窓口を一つに決め切る必要はありません。今話せるところから始め、必要になった時点で担当窓口を確かめられます。

地域包括支援センターとは何が違いますか

地域包括支援センターは、高齢者の介護、健康、虐待防止、権利擁護などを相談できる地域の総合窓口です。日曜の電話で気持ちや困りごとを言葉にした後、介護保険の手続きや継続的な支援を求めるなら、住んでいる地域を担当するセンターへ相談します。

電話相談と地域包括支援センターは、どちらか一方しか使えないわけではありません。日曜にまず話し、必要に応じて平日の継続相談へ進めます。担当区域と相談前の準備は、久留米で親の介護相談はどこにする?地域包括支援センターと相談前の準備で確認できます。

実際に、介護施設を探している本人から相談を受けたものの、要介護ではなく、アースサポートの入居対象に当てはまらなかったことがありました。その方には、まず地域包括支援センターで生活状況を相談し、ケアプランや訪問による生活支援を利用できるか検討するよう案内しました。使えるサービスは、本人の状態と制度上の判定で決まります。

認知症カフェとはどう違いますか

認知症介護電話相談は、自宅などから話せる窓口です。認知症カフェは、認知症の人やもの忘れに不安を感じる人、その家族が立ち寄り、相談や参加者同士の情報交換ができる居場所として案内されています。

外へ出向くことが難しい日や、まず匿名で話したいときは電話。人と会って話したい、本人も一緒に参加できる場を探したい場合は認知症カフェ、と状況に合わせて選べます。市内の認知症カフェは、久留米の認知症カフェとは|家族が相談や交流の場を探すときの考え方で紹介しています。

電話相談のほかに、市のどんな支援がありますか

久留米市の高齢者支援パンフレット(令和8年度版)には、ものわすれ予防検診、認知症イベント、認知症サポーター養成講座も掲載されています。

ものわすれ予防検診は事前申込制で無料です。認知症サポーター養成講座では、基礎知識や対応方法を伝える専門講師を無料で派遣するとの案内です。

認知症支援ガイドブックを開くと、市の取り組み、介護保険サービス、地域包括支援センター、相談できる医療機関を一度に確認できます。市のホームページで読めるほか、長寿支援課、各総合支所市民福祉課、各市民センター、各地域包括支援センターでも配布されています。

どの支援が合うか、申込みが受け付けられるか、利用後にどのような結果になるかは個別です。電話相談だけで制度利用が決まるものではありません。

電話をかけるのをためらうとき、どう考えればよいですか

ためらいは自然です。「もっと大変な人が使う窓口では」「うまく説明できない」と思うと、電話番号を見ても手が止まります。市の案内は生活の悩みや介護の相談を対象にしています。

結論を出すための電話と決めなくてもよいのです。今いちばん疲れていることを一つ話す。それだけでも、家族だけで抱えている状態から一歩外へ出せます。

介護する側の疲れが続いているときは、介護疲れを抱え込まないために|久留米で家族が相談する順番も参考にしてください。

日曜10時から15時に話したいときは、認知症介護電話相談0942-30-9210。市の事業や最新案内を確認したいときは、長寿支援課0942-30-9207。手続きや継続支援は、担当の地域包括支援センターへ相談します。

この記事の日時、電話番号、相談対応者、匿名利用、市の関連事業は、次の久留米市資料で確認しました。確認日は2026年8月20日です。

明日、認知症介護電話相談の専用番号を電話帳へ登録してください。やることは一つです。