この記事の目次
  1. 久留米市の犬・猫譲渡で最初にすること
  2. 「保護犬・猫の情報」と「譲渡犬・猫の情報」は違う
  3. 譲渡前に家族で決めること
    1. 最後まで飼い続けられるか
    2. 家族全員が同意しているか
    3. 飼い主に何かあった時の後見人がいるか
  4. 市が案内する主な譲渡条件
    1. 犬と猫に共通する条件
    2. 犬を迎える場合
    3. 猫を迎える場合
  5. 健康情報は個体ごとに確認する
  6. 迎える前に考えたい毎月・臨時の費用
  7. 譲受相談前チェックリスト
  8. よくある質問
    1. Q1. ホームページに載っている犬や猫は必ず迎えられますか?
    2. Q2. その日に連れて帰れますか?
    3. Q3. 一人暮らしや高齢者だけの家庭でも相談できますか?
    4. Q4. 保護犬・猫の情報ページにいる動物を譲ってもらえますか?
    5. Q5. 譲渡に費用はかかりますか?
  9. まとめ

久留米市動物愛護センターから犬や猫を迎えるには、掲載中の写真を見てその場で連れて帰るのではなく、まずセンターへ連絡し、譲受希望登録、事前講習、聞き取り、誓約書などの手続きを進めます。

ホームページに掲載されている犬や猫でも、登録済みの希望者との調整や健康状態などにより、必ず譲渡されるわけではありません。反対に、ホームページへ掲載される前に登録者へ案内される場合もあります。「気になる子が掲載されるまで待つ」より、迎える準備ができているなら先に相談するのが基本です。

この記事では、現在掲載されている個体を紹介するのではなく、家族で確認すべき条件と譲渡までの流れを整理します。掲載個体の情報は短期間で変わるため、必ず久留米市の最新ページを確認してください。

久留米市の犬・猫譲渡で最初にすること

最初の連絡先は久留米市動物愛護センターです。所在地は久留米市百年公園1番2号、電話番号は0942-30-1500です。

市は、譲り受けを希望する方に次の手続きを求めています。

  1. 動物愛護センターへ電話する
  2. 飼育環境や家族状況について聞き取りを受ける
  3. 譲受希望登録を行う
  4. 事前講習会を受講する
  5. 希望する犬・猫との調整を行う
  6. 誓約書など必要な手続きを進める

事前講習会は、新しい飼い主になりたい方が来所する時に受講できると案内されています。家族全員での受講が望ましいものの、主に世話をする方1人でも受講できます。

登録順や聞き取り結果によっては、希望した犬や猫を迎えられない場合があります。ペットショップの予約とは異なり、動物の状態と家庭環境の両方を確認して譲渡が判断されます。

「保護犬・猫の情報」と「譲渡犬・猫の情報」は違う

市のホームページには、似た名前のページが2つあります。

ページ掲載の目的譲受希望者がすること
保護犬・猫の情報迷子になった犬や猫の飼い主を探す自分の犬・猫に心当たりがある場合、センターへ連絡する
犬・猫の譲渡新しい飼い主を募集している犬や猫を案内する譲渡を希望する場合、センターへ連絡して登録と講習を進める

保護情報に掲載された直後の犬や猫は、元の飼い主のお迎えを待っている段階で、まだ里親募集ではありません。「保護されているから譲ってもらえる」と判断せず、譲渡ページを確認してください。

譲渡前に家族で決めること

最後まで飼い続けられるか

犬や猫との生活は10年以上続くことがあります。えさ、トイレ用品、予防、治療に費用がかかり、年齢を重ねれば介護が必要になることもあります。

今の生活で飼えるかだけでなく、転居、転職、子どもの誕生、家族の病気、飼い主の高齢化があった時にどうするかまで話し合います。「困ったらセンターへ戻せばよい」という前提では迎えられません。

家族全員が同意しているか

同居家族の同意が得られない家庭には譲渡できないと市は案内しています。動物アレルギーの有無、鳴き声やにおい、散歩やトイレ掃除の担当、旅行中の世話まで具体的に決めます。

賃貸住宅や集合住宅では、管理規約で動物の種類や頭数、大きさが制限されている場合があります。口頭の説明だけで判断せず、契約書や管理規約を確認してください。

飼い主に何かあった時の後見人がいるか

一人暮らしの家庭や高齢者だけの家庭では、動物の世話を頼める後見人がいない場合、譲渡できないとされています。

ここでいう後見人は、法律上の成年後見人に限るという説明ではありません。飼い主が入院した時や世話を続けられなくなった時に、実際に引き受けられる人を決め、その人本人の同意を得ておくことが重要です。後見人の条件や確認方法はセンターへ尋ねてください。

市が案内する主な譲渡条件

犬と猫に共通する条件

市は、終生飼養、適正飼養、家庭環境、譲受目的を確認します。次のような方には譲渡できないと案内しています。

  • 不妊・去勢手術を受けさせない方
  • 飼育費や健康管理費を負担できない方
  • 病気やけがの際に必要な治療を受けさせない方
  • 販売または繁殖を目的とする方
  • 家族全員が長時間留守になり、必要な世話ができない家庭
  • 同居家族の同意が得られない家庭
  • 一人暮らしまたは高齢者だけの家庭で、世話を頼める後見人がいない場合

年齢だけで一律に判断するというより、動物の年齢と飼い主の年齢、支援者の有無などを面談で確認すると説明されています。事情がある方は自己判断で諦めず、誰が日常の世話をし、緊急時に誰が引き受けるかを整理して相談してください。

犬を迎える場合

犬については、登録と狂犬病予防注射を行うこと、フィラリア予防を行うこと、散歩ができることなどが条件です。すでに犬を2頭以上飼育している方には譲渡できないと案内されています。

犬は生後91日以上の場合、飼い始めた日から30日以内に市町村へ登録する必要があります。登録や予防注射の具体的な手続きは、譲渡時にセンターへ確認してください。

猫を迎える場合

猫は完全室内飼いが条件です。窓や玄関からの脱走を防ぐため、網戸だけに頼らず、開閉時のルールや脱走防止柵を検討します。

先住猫がいる場合は、感染症検査、ワクチン、隔離期間、相性の見方を獣医師とセンターへ相談します。市は、先住動物との相性が悪かったことを理由に飼育を断念しないよう、迎える前の検討を求めています。

健康情報は個体ごとに確認する

譲渡ページには、推定年齢、性別、性格、ワクチン接種、猫エイズウイルスや猫白血病ウイルスの検査結果などが掲載される場合があります。しかし、掲載内容は個体によって異なり、更新後に状況が変わることもあります。

病名や検査結果だけを見て、飼える・飼えないと即断しないことが大切です。再検査の予定、同居動物への配慮、通院の必要性、想定される費用をセンターと動物病院へ確認します。

アースサポート株式会社は動物の診療や譲渡判定を行う機関ではありません。健康面の判断は獣医師と動物愛護センターへ相談してください。

迎える前に考えたい毎月・臨時の費用

市は譲渡ページで標準的な飼育費の金額を示していません。動物の年齢、体格、病気、食事によって差が大きいため、根拠のない月額を置くより、費用項目を漏れなく見積もる方が現実的です。

定期的にかかるもの臨時に備えるもの
フード、トイレ用品、予防薬、ワクチン、健康診断病気やけがの治療、検査、手術、入院
犬の登録や狂犬病予防注射、猫砂、消耗品ケージ、脱走防止設備、移動用キャリー
爪切りやトリミングなど必要なケア飼い主の入院時の預かり、ペットホテル、移動費

動物を迎える前に、かかりつけ候補の動物病院、休日や夜間の受診先、災害時の同行避難、飼い主が入院した場合の預け先まで決めておきます。

譲受相談前チェックリスト

  • 同居する家族全員が迎えることに同意している
  • 住居の契約や管理規約で飼育できると確認した
  • 家族の動物アレルギーを確認した
  • 毎日の食事、掃除、散歩の担当を決めた
  • 長時間留守にする日の世話を決めた
  • 動物病院へ連れて行く方法を考えた
  • 定期的な飼育費と臨時の治療費を見積もった
  • 不妊・去勢、予防、必要な治療を受けさせると決めた
  • 飼い主が入院した時の預け先を決めた
  • 将来飼えなくなった時に引き受ける後見人の同意を得た
  • 犬なら散歩、登録、狂犬病予防、フィラリア予防を確認した
  • 猫なら完全室内飼いと脱走防止策を確認した
  • 最新の譲渡情報を公式ページで確認した
  • 動物愛護センターへ電話して手続きの順番を確認した

よくある質問

Q1. ホームページに載っている犬や猫は必ず迎えられますか?

必ず迎えられるわけではありません。登録順、事前の聞き取り、動物の状態などにより、希望どおりにならない場合があります。掲載前に登録済みの方へ案内されることもあるため、まずセンターへ連絡してください。

Q2. その日に連れて帰れますか?

市は、譲受希望登録、事前講習会、誓約書などの手続きが必要と案内しています。即日譲渡を前提にせず、面談や調整を含む具体的な日程をセンターへ確認してください。

Q3. 一人暮らしや高齢者だけの家庭でも相談できますか?

相談はできますが、動物の世話を頼める後見人がいない場合は譲渡できないとされています。日常の世話と緊急時の引受けを誰が担うかを決め、本人の同意を得てから相談してください。

Q4. 保護犬・猫の情報ページにいる動物を譲ってもらえますか?

保護犬・猫の情報は、迷子の飼い主を探すためのページです。里親募集とは限りません。譲受けを希望する場合は「犬・猫の譲渡」ページを確認してください。

Q5. 譲渡に費用はかかりますか?

市の譲渡ページには、譲渡時に支払う一律の費用は記載されていません。登録、予防、治療、飼育用品など別途必要になる費用があります。譲渡手続きで必要な費用の有無は、申込み前にセンターへ確認してください。

まとめ

久留米市動物愛護センターから犬や猫を迎えるには、電話相談、譲受希望登録、事前講習、聞き取り、誓約書などの手続きが必要です。掲載中の動物が必ず譲渡されるわけではなく、家庭環境や将来の飼育継続まで確認されます。

家族の同意、住居規約、日々の世話、治療費、飼い主の入院時の預け先まで決めてから相談してください。特に一人暮らしや高齢者だけの家庭では、実際に世話を引き受けられる後見人が必要です。

ご相談ください

譲渡対象の犬・猫、登録、事前講習、面談、健康状態、後見人の条件については、久留米市動物愛護センターへお問い合わせください。住所は久留米市百年公園1番2号、電話番号は0942-30-1500です。

高齢の家族がペットと暮らしていて、入院や介護が必要になった場合の生活支援を考える時は、介護する家族が急に入院した時の連絡順も参考にしてください。動物の預かり先については、動物愛護センターや動物病院などへ別途相談が必要です。

確認日と次回更新期限

本記事は2026年8月4日に、久留米市の犬・猫譲渡ページ、譲渡できない方の条件、飼い始める前の案内、飼育ルール、保護犬・猫情報を照合して作成しました。次回更新期限は2026年9月4日です。譲渡手続き、施設住所、連絡先、条件に変更が出た場合は、期限を待たずに更新します。

関連ページ

参考情報