# 里帰り先で妊婦健診の助成券が使えなかったら|久留米市の払い戻し
里帰り先で妊婦健診の助成券が使えず、いったん自分で費用を払った場合、久留米市へ払い戻しを申請できることがあります。対象は、健診・検査時に久留米市に住民登録があり、市の助成券を使えない国内の医療機関等で費用を負担した人です。
妊婦健診の申請期限は、出産日または最後に受診した日から6か月以内。領収書、明細書、健診結果の載った親子・母子健康手帳、使わなかった助成券を保管しておきます。全額が戻る制度ではなく、券の区分と支給上限を確認する必要があります。
払い戻しの対象になる受診と住所の条件
妊婦健診の払い戻しは、福岡県・佐賀県・大分県の医師会に所属する医療機関や、福岡県の指定助産所以外で、市の助成券を使えず費用を負担した場合が対象として案内されています。
「県外ならすべて払い戻し」と考えるより、受診先へ久留米市の助成券を使えるかを確認する方が、当日の支払いを見通せます。助成券が使えない場合は、後の申請のため、受診票や手帳に必要な結果を記載してもらえるかも相談します。
海外での受診は対象外です。また、受診時の住民登録が条件なので、転出など住所の変更を伴う場合は、健診日にどの自治体の制度を使うかを先に確認します。
妊婦健診は、検査の組合せで上限が違う
市が掲載する妊婦健診の区分別上限は次のとおりです。2026年4月1日現在の金額です。
| 健診・検査の区分 | 1回の上限 | 回数 |
|---|---|---|
| 基本健診・超音波・妊娠初期血液検査 | 21,860円 | 1回 |
| 基本健診 | 5,100円 | 7回 |
| 基本健診・貧血検査 | 6,690円 | 1回 |
| 基本健診・クラミジア検査 | 8,700円 | 1回 |
| 基本健診・GBS検査 | 8,300円 | 1回 |
| 基本健診・超音波検査 | 9,880円 | 2回 |
| 基本健診・超音波・貧血・血糖検査 | 13,020円 | 1回 |
| 子宮頸がん検診 | 3,560円 | 1回 |
GBSはB群溶血性レンサ球菌の検査です。申請では、受けた検査と未使用の受診票を照合します。支払額が上限より少なければ、その支払額が支給されます。上限額は、定額の給付ではありません。
対象になるのは、受診票の未使用分です。健康保険が適用された健診・検査は払い戻し対象外。また、費用が分娩費に含まれ、出産一時金などによって自己負担が発生していない場合も対象外です。
領収書の総額に診療や分娩の費用が混ざっていると、健診分を判別しにくくなります。受診者名、受診日、保険適用外の健診・検査費用、医療機関名と住所が分かる領収書・明細書を残しておくと、費用の内訳を確認できます。
赤ちゃんや産後の検査は、6か月の起算日も別
市は妊婦健診のほか、新生児聴覚検査、産婦健診、1か月児健診の払い戻しも案内しています。妊婦健診と同じ封筒に保管していても、期限は種類ごとに確認が必要です。
| 種類 | 上限・回数 | 申請期限の起算日 |
|---|---|---|
| 新生児聴覚検査 | AABR・ABRは3,000円、OAEは1,500円。いずれか1回 | 検査日から6か月以内 |
| 産婦健診 | 産後2週間・1か月に各5,000円、各1回 | 最後の受診日から6か月以内 |
| 1か月児健診 | 6,000円、1回 | 健診を受けた日から6か月以内 |
新生児聴覚検査は、生後120日以内の初回検査の費用が対象です。産婦健診等も、指定された医療機関の範囲や助成券を使えなかったことなど、種類ごとの条件も確認が必要です。
1か月児健診は、2026年10月1日以降に受診した、生後28日から生後6週未満の子どもと保護者についての案内です。妊婦健診と一緒に期限を覚えるより、受診日を一覧へ書き、申請の種類ごとに書類を分けておくと漏れを防ぎやすいでしょう。
手帳・券・明細・口座をそろえて申請する
申請用にそろえるのは、結果が記入された親子・母子健康手帳、該当する助成券、領収書・明細書、振込口座が分かる通帳等です。窓口申請では申請書も用意します。申請する種類によって手帳の確認ページや様式が変わります。
振込口座は原則として本人・受診者名義で、旧姓の口座は使えません。新生児聴覚検査のみ、1か月児健診のみ、またはこの2種類のみの申請なら、保護者である父名義の口座も可とされています。
市のページには、新生児聴覚検査・産婦健診・1か月児健診の電子申請への案内があります。写真を添える場合は、書類全体が映るように撮影する案内です。妊婦健診と他の申請を同じフォームで済ませられると考えず、種類ごとの方法を確かめます。
窓口申請は、市役所16階のこども子育てサポートセンターで行います。総合支所、市民センター、保健センターでは手続きできません。問い合わせは同センターの0942-30-9731です。振込みまでは2か月程度という案内もあるため、申請から入金まで間隔があります。
受診した日と出産日を書き出し、申請する種類ごとに領収書と助成券をまとめる。書類が足りないときは、期限が来る前に窓口へ不足分を相談すると、次に頼む資料がはっきりします。
参考資料
- 久留米市「久留米市:里帰り先などでの妊婦健康診査・新生児聴覚検査・産婦健康診査・1か月児健康診査費用の払い戻しについて」(2026年10月11日確認)



