この記事の目次
  1. 2026年度の期間・回数・費用
  2. 治療中でも健康診査の対象
    1. 高血圧の治療を受けている人
  3. 対象外になる条件は4系統
    1. 特別養護老人ホームへ入所している人
  4. 有料老人ホームなどの入居者は対象
    1. 有料老人ホームへ入居している人
  5. 受診票が届いたら予約する
  6. 資格確認はマイナ保険証または資格確認書
  7. 受診票が届かないときは広域連合へ連絡

久留米市に住む福岡県後期高齢者医療の被保険者は、2026年度の後期高齢者健康診査を受けられます。受診は年度内1回です。自己負担は500円。受診期間は、広域連合から受診票が届いた後から2027年3月31日までです。

治療中でも対象です。施設入居だけで対象外にはなりません。ただし、入所している施設の種別、長期入院、同じ年度に受けた別の健診、除外申出の有無によって扱いが分かれます。まず制度上の対象を確認。その後に医療機関の予約と当日の持参物を整えると、判断を混同せずに済みます。

2026年度の期間・回数・費用

福岡県後期高齢者医療広域連合の「健康診査」(2026年8月26日確認)が示す2026年度の基本条件は、次のとおりです。

確認項目2026年度の内容
対象の基本福岡県後期高齢者医療の被保険者。ただし、後述の対象外条件に当たる人を除く
受診期間受診票が届いてから2027年3月31日まで
回数年度内1回
自己負担500円
2026年度中に75歳になる人75歳の誕生日以降、被保険者になってから受診

期限は2027年3月31日。予約の締切日ではありません。医療機関ごとに予約枠や休診日があるため、受診票が届いたら、余裕のある日程を選ぶことが大切です。

治療中でも健康診査の対象

広域連合は、糖尿病、高血圧症、脂質異常症などの生活習慣病で治療中の人も健康診査の対象と明記しています。通院中でも受けられます。治療を理由に諦める必要はありません。

制度上の対象と、受診時期は別です。診療のために検査を受けている人は、後期高齢者健康診査を希望していることを予約先へ伝えてください。健診日や前日・当日の注意事項も確認が必要です。

高血圧の治療を受けている人

高血圧で通院中でも、ほかの対象外条件に当たらなければ健康診査の対象です。予約は電話で行います。「2026年度の後期高齢者健康診査を受けたい」「高血圧で治療中である」と順に伝えます。

受診できる日、食事や服薬に関する前日・当日の注意、診療で行う検査との日程調整は、予約先の案内に従います。服薬は自己判断で止めません。必要な対応を医療機関に確かめることが重要です。

対象外になる条件は4系統

対象外は4系統です。次のいずれかに該当すると、当該年度は受診できません。施設入居者については、施設の通称ではなく正式な種別で確認します。

区分対象外になる条件
指定された施設への入所・入居障害者支援施設、養護老人ホーム、特別養護老人ホーム、介護老人保健施設、介護療養型医療施設、介護医療院の入所・入居者
長期入院病院または診療所へ6か月以上継続して入院している人
同一年度の他健診同一年度中に特定健康診査または職場の定期健康診断等を受診した人
除外申出健康診査対象者からの除外を申し出て、その後に除外を解除していない人

重複受診はできません。国民健康保険の特定健康診査や職場の定期健康診断等をすでに受けた場合、同年度の後期高齢者健康診査は対象外です。名称が分からないときは、受けた健診の結果票や勤務先からの案内を手元に置き、広域連合へ確認すると整理しやすくなります。

特別養護老人ホームへ入所している人

特養の入所者は対象外です。ほかの5施設も同じ扱いです。正式な施設種別が分からなければ、施設へ確認します。

ここでいう対象外は、後期高齢者健康診査という制度の扱いです。施設で行われる健康管理や、体調変化に応じた診療まで不要になるという意味ではありません。現在の健康管理は施設への確認事項です。

有料老人ホームなどの入居者は対象

次の4種類の住まいは対象です。

  • 有料老人ホーム
  • 軽費老人ホーム
  • 認知症対応型共同生活介護(グループホーム)
  • サービス付き高齢者向け住宅

施設に住んでいるという理由だけで対象外にはなりません。ただし、同一年度の他健診や6か月以上の継続入院など、別の対象外条件に該当すれば受診できないため、表の4系統を一緒に確認します。

有料老人ホームへ入居している人

有料老人ホームの入居者は制度上の対象です。まず、今年度の受診歴を確かめます。外部の医療機関を受診する際に、施設との調整が必要かも確認します。

そのうえで、受診票に同封されたお知らせや実施機関一覧を見ながら医療機関へ予約します。対象であっても、予約枠、送迎、付き添いの有無は制度上の資格とは別です。これらは施設と受診先へ分けて尋ねます。

受診票が届いたら予約する

受診までの手順は5段階です。

  1. 広域連合から届いた「受診票」と「お知らせ」を確認する
  2. かかりつけ医や前回受診した医療機関などへ、後期高齢者健康診査を予約できるか尋ねる
  3. 前日・当日の注意事項と持参物を確認する
  4. 予約日に受診票、資格確認書類、自己負担金500円を持参する
  5. 受診票と問診票(後期高齢者健康診査記録票)を健診実施機関へ提出する

2026年度の久留米地区の実施機関は、広域連合の健康診査ページに掲載されています。予約は医療機関へ直接行います。受診日や受付方法は医療機関ごとに異なるためです。前年度の健診結果通知表が手元にある人は、それも持参してください。

受診票と問診票を広域連合へ送り返す必要はありません。提出先は受診先です。

資格確認はマイナ保険証または資格確認書

健康診査ページの持参物欄には、従来の被保険者証を含む古い表記が残っています。古い保険証は使えません。2026年8月時点の資格確認は2通りです。マイナ保険証または資格確認書を使います。

厚生労働省の「資格確認方法について」(2026年8月26日確認)は、医療機関の受付で、マイナ保険証を持つ人はマイナ保険証、持たない人は資格確認書を提示するよう案内しています。福岡県後期高齢者医療広域連合の「マイナ保険証・資格確認書」(同日確認)も同じ扱いです。

したがって、予約時には「マイナ保険証を使う」または「資格確認書を持参する」と伝えます。受診票は資格確認書類とは別の書類なので、忘れずに持参してください。

受診票が届かないときは広域連合へ連絡

受診票が届いていない場合や、健康診査を実施している医療機関を知りたい場合は、福岡県後期高齢者医療広域連合のお問い合わせセンターへ連絡します。

  • 電話番号:092-651-3111
  • 受付時間:平日8時30分から17時30分まで
  • 休み:土曜、日曜、祝休日、年末年始

電話は平日にかけます。本人の氏名、生年月日、現在の住所、受診票が届いていないことを伝えられるようにしてください。手元に資格確認書などがあれば、確認しながら話すと円滑です。

久留米市も、75歳以上の健診として広域連合の後期高齢者健康診査を案内しています。市の案内は「年齢から受けられるけんしん項目を探す」(2026年8月26日確認)です。

最後に整理すると、制度上の対象は、被保険者資格と4系統の対象外条件で判断します。予約できる日時や前日・当日の注意は医療機関が決める事項です。この二つを分けたうえで、受診票、マイナ保険証または資格確認書、500円を準備すれば、受診までの手順が明確になります。