この記事の目次
  1. 95分で学ぶMCIと生活習慣、睡眠
  2. 約5分のVR体験は診断ではない
  3. 眠りを見直しても改善しないときは医師へ
  4. 申し込みはFAXかメールで
    1. 健康相談は医療機関へ

講座で学ぶことと、診断のために医療機関へ相談することは、分けて考えたいところです。

「脳の健康市民公開講座~MCI・生活習慣・睡眠について~」が、2026年9月27日(日)10時30分から12時5分まで、えーるピア久留米で開かれます。参加は無料。会場開催です。定員は先着254人です。

95分で学ぶMCIと生活習慣、睡眠

会場は、久留米市諏訪野町1830-6にある、えーるピア久留米1階の視聴覚ホールです。当日は三つの講演と、休憩を兼ねた脳活体操があります。

時間講演講師
10:30~10:50軽度認知障害(MCI)とは?~日常に潜むリスクと予防~佐藤守さん(久留米大学高次脳疾患研究所 講師)
10:50~11:20生活習慣病から考える認知症予防~糖尿病を知り、食事・運動・睡眠で脳を守る~野村政壽さん(久留米大学病院 病院長)
11:20~11:35休憩・脳活体操
11:35~12:05適切な睡眠が脳を守る~眠りを整えて認知症予防~内村直尚さん(久留米大学 学長・理事長)

厚生労働省はMCIを、認知症そのものではないものの、認知機能が健常ともいえない状態と説明しています。今回の講座は、MCIだけを切り離さず、糖尿病を含む生活習慣病、食事、運動、睡眠まで順に学べる構成です。

約5分のVR体験は診断ではない

会場には、VRを使った「認知機能セルフチェッカー」の体験コーナーも設けられます。所要時間の目安は約5分です。

国立長寿医療研究センターは、スクリーニング検査で「認知機能低下」と評価されても、認知症やMCIの診断がつくとは限らないと説明しています。VR体験の結果だけでMCIかどうかを決めず、もの忘れが気になるときは、かかりつけ医か、住んでいる地域を担当する地域包括支援センターへ相談してください。

久留米市内の相談先とチェックの流れは、「久留米市のもの忘れチェック」でも整理しています。市の相談窓口は長寿支援課で、電話0942-30-9207、FAX0942-36-6845です。

眠りを見直しても改善しないときは医師へ

睡眠時間や眠り方には個人差があります。厚生労働省の「健康づくりのための睡眠ガイド2023」は、生活習慣や睡眠環境を見直しても睡眠状態が十分に改善しない場合、医師へ相談するよう勧めています。

講座は、自分の睡眠を振り返るきっかけになります。一方で、生活習慣や睡眠環境を見直しても改善しないときは、講座の参加とは別に医師へ相談します。

申し込みはFAXかメールで

申し込みは、エーザイ株式会社の担当窓口へ送ります。

FAXで申し込む場合092-731-6735へ、公式チラシの申込欄を送ります。参加人数と代表者名の記入が必要です。

メールで申し込む場合a2-nakashima@hhc.eisai.co.jp宛てに、次の3点を書きます。

  1. 9月27日市民公開講座
  2. 参加人数
  3. 代表者名

定員に空きがある場合は当日参加もできますが、先着順です。参加を決めたら、事前に申し込む方が確実です。申込窓口への電話は070-3811-6853です。

健康相談は医療機関へ

本人と家族の2人で参加するなら、メールには「9月27日市民公開講座」、参加人数2人、代表者名を書きます。参加費は2人とも無料です。これは会場の席を申し込む手続きで、もの忘れや睡眠について個別に診てもらう予約ではありません。申込メールには症状を書き足しません。もの忘れが気になる場合は、かかりつけ医か地域包括支援センターへ別に相談します。生活習慣や睡眠環境を見直しても眠りが改善しない場合は、医師への相談を進めます。イベント参加と健康相談を別々に動かせば、講座の日を待たずに相談できます。

共催はエーザイ株式会社、バイオジェン・ジャパン株式会社、久留米市、久留米医師会です。講座の案内は、久留米市の公式ページで確認できます。参加の申し込みはFAXかメールへ。健康上の心配は、かかりつけ医や地域包括支援センターへ相談します。講座の受付は、参加手続きの窓口です。

アイキャッチ画像:Mendez / Pexelsのイメージ写真を使用しています。