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もの忘れが仕事に影響し始めた。受診はしたものの、会社へどう話せばよいか分からない。65歳未満で認知症を発症すると、医療だけでなく仕事や家計、家族の暮らしまで一度に考えることになります。
福岡県若年性認知症サポートセンターは、医療、福祉、就労を一緒に相談できる県の窓口です。久留米から行橋市まで出向かなくても、まずは電話かメールで相談できます。必要に応じて選べるのは、訪問やオンライン面談です。
相談先を三つ探す前に、一本の電話から始める
若年性認知症は、65歳未満で発症した認知症を指します。福岡県『若年性認知症相談窓口「福岡県若年性認知症サポートセンター」の設置について』(2026年8月29日確認)は、本人や家族等から医療・福祉・就労等の相談を受けると案内しています。
受診先、職場、利用できる制度を一つずつ探す前に、困りごとの全体を支援コーディネーターへ話せます。県の案内には、コーディネーターの保有資格として保健師、看護師、介護福祉士などが示されています。
相談の基本情報はこちらです。
| 確認項目 | 内容 |
|---|---|
| 受付 | 月曜~金曜 10時~16時 |
| 休み | お盆、年末年始 |
| 電話 | 0930-26-2370 |
| メール | jakunenfukuoka@gmail.com |
| 最初の連絡 | 電話またはメール |
| 面談 | 訪問、来所、オンラインを調整 |
来所相談の場所は、行橋市大字金屋649-1の高齢者自立支援センター内です。訪問相談は、近くの公的機関で相談できるよう調整されます。オンライン相談はZoomです。
医療、仕事、生活を一枚に分ける
相談前に長い説明文を作る必要はありません。紙を四つに区切り、今困っていることを短く書けば十分です。
医療
受診中の医療機関、診断の有無、医師から受けた説明、服薬、今後の予約を書きます。気になる変化は、認知症の症状と決めつけず、見聞きしたままを伝えてください。
仕事
担当業務、勤務時間、困り始めた時期、休職や配置について会社から説明されたことを整理します。退職届や契約変更へ進む前なら、そのことも相談材料です。センターは就労相談を扱いますが、雇用上の取り扱いを決定する窓口ではありません。
お金と制度
給与、休業中の収入、加入している健康保険、住宅ローン、扶養する家族など、生活に直結する項目を並べます。利用できる給付や支援は、診断、働き方、加入制度などで変わります。制度名を調べ切るより、現在の収入や加入先を伝える方が先です。
家族の暮らし
通院に付き添える人、家事や子育てを担っている人、車の運転、金銭管理など、毎日の役割を書きます。同居家族が抱える負担も、相談内容に含めます。
四つすべてが埋まらなくても構いません。空欄は、次に調べる項目です。
久留米から行橋へ行かなくても面談できる
県の窓口は行橋市にありますが、相談方法は来所だけではありません。電話かメールで相談し、面談が必要になれば、訪問、来所、オンラインから調整できます。
久留米から利用する場合も、最初から長距離の移動予定を組む必要はありません。電話で、久留米市在住であること、本人との関係、現在の困りごと、希望する相談方法を伝えます。
メールでは、病歴や勤務先など詳しい個人情報を最初から書き過ぎない方が安全です。氏名、連絡先、相談したい分野、折り返しを希望する時間帯から始め、詳しい伝え方はセンターの案内に従います。
職場へ何を伝えるか、相談してから整理できる
職場へ相談するときは、担当業務、安全への影響、通院のために必要な時間、会社の相談窓口など、伝える目的を分けます。
一方で、運転や機械操作など安全に関わる業務では、先送りできない調整もあります。個別の仕事と症状を支援コーディネーターへ伝え、医療機関や職場の窓口へ何を確認するかを整理します。
診断は医療機関、給付は各制度の窓口が担います。雇用上の取り扱いは勤務先や関係窓口との個別調整です。センターでは、その間にある困りごとを分断せず、次にどこへ相談するかを一緒に整理できます。
今日の連絡は、電話か短いメールで十分
まず「医療」「仕事」「お金と制度」「家族の暮らし」のうち、いちばん困っている一項目を選びます。電話は0930-26-2370、受付は平日の10時から16時まで。話すことをまとめ切れなくても、「久留米市から若年性認知症について相談したい」と伝えれば、相談を始められます。



