筑後川流域の装飾古墳7基が、2026年10月17日(土)の10時から16時まで同時公開されます。久留米市で公開されるのは、草野町吉木の下馬場古墳。公開は一日限りですが、一基だけでも参加できます。
7基を急いで制覇する必要はありません。久留米市は、一か所だけの参加も歓迎しています。まず下馬場古墳をじっくり見る。興味が広がったら、別の古墳を組み合わせる。そんな選び方ができます。
筑後川流域7基の装飾古墳が一斉公開
装飾古墳とは、石室などに色や線で文様を施した古墳です。筑後川流域では、円や舟を思わせる共通のモチーフが見つかっています。
壁画を守るため、石室は普段から自由に見られるわけではありません。同じ日に複数の古墳を比べられるのが、この公開日の大きな特徴です。
| 古墳 | 所在する自治体 |
|---|---|
| 狐塚古墳 | 朝倉市 |
| 日岡古墳 | うきは市 |
| 花立山穴観音古墳 | 小郡市 |
| 下馬場古墳 | 久留米市 |
| 仙道古墳 | 筑前町 |
| ガランドヤ古墳1号墳 | 日田市 |
| 五郎山古墳 | 筑紫野市 |
主催は北筑後文化財行政連絡協議会。筑紫野市教育委員会と日田市が共催し、福岡県教育委員会が協力します。
久留米市内で見られる下馬場古墳
下馬場古墳は、久留米市草野町吉木2263番地付近にある国指定史跡です。西鉄バスの「吉木」からは徒歩約5分と案内されています。
6世紀後半に築かれたと考えられる大型の円墳で、石室には赤と青の顔料が使われています。市の文化財資料が紹介する主な図柄は、同心円文、三角文、舟、靫(矢を納める道具)です。
ただし、資料写真と同じように見えるとは限りません。久留米市の解説では、石室内の湿度などによって壁画を観察しにくい場合があるとされています。現地では図柄を探すことだけに集中せず、石室のどこに色や線が残るのかを係員の案内と照らしてみると、見方が定まります。
1基だけでも参加できるスタンプラリー
当日は装飾文様スタンプラリーも行われ、参加は無料です。台紙は各古墳に用意されます。下馬場古墳だけで一つ押して持ち帰る参加もできます。
五郎山古墳とガランドヤ古墳を除く5基を巡ると景品の対象です。引き換え場所は、花立山穴観音古墳と下馬場古墳の2か所。台紙と景品はいずれも数量限定です。
ガランドヤ古墳1号墳は、公式情報の中で「予約推奨」と「事前申込必須」の表現が一致していません。出発前に、日田市の「ガランドヤ古墳公園の案内」で2026年度の予約要否と申込方法を確認してください。
雨天中止も。出発前に最新情報を
雨の日は、7基が一律に中止または開催となるわけではありません。所在する自治体がそれぞれ判断します。前日までに、久留米市の同時公開の案内から最新情報を確認し、久留米市外の古墳へ向かう場合は各自治体の案内も見直してください。
当日の開催状況は、久留米市文化財保護課(0942-30-9225)が問い合わせ先です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 公開日 | 2026年10月17日(土) |
| 時間 | 10時~16時 |
| 久留米市の公開古墳 | 下馬場古墳 |
| 所在地 | 久留米市草野町吉木2263番地付近 |
| スタンプラリー | 参加無料 |
| 当日の問い合わせ | 久留米市文化財保護課 0942-30-9225 |
一日で何基回るかを先に決めるより、雨天時の開催状況を確かめ、最初の一基を選ぶ。久留米から始めるなら、その一基が下馬場古墳です。
アイキャッチ画像:クロスロードふくおか「下馬場古墳」より。



