この記事の目次
  1. 二つの接種は、期間と対象が同じ
  2. 65歳の誕生日より前には受けられない
  3. コロナの予約は医療機関へ直接
  4. 無料接種は、当日の証明書が決め手
  5. 当日に持っていくもの

秋の予防接種を考え始めても、新型コロナの接種券は届きません。久留米市は2026年度も、高齢者の新型コロナ定期接種について個別の接種券を発送しないと案内しています。

インフルエンザと新型コロナの接種期間は、どちらも2026年10月1日から2027年1月31日まで。自己負担はインフルエンザが1,650円、新型コロナが6,000円です。対象となる人、免除を受ける人の準備、予約時に伝えることを順に見ていきます。

二つの接種は、期間と対象が同じ

久留米市の2026年度案内を並べると、共通点が多いことが分かります。

確認することインフルエンザ新型コロナ
接種期間2026年10月1日~2027年1月31日2026年10月1日~2027年1月31日
回数期間内1回期間内1回
自己負担1,650円6,000円
予診票医療機関に用意医療機関に用意

根拠は、久留米市『高齢者のインフルエンザ予防接種』『高齢者の新型コロナウイルス予防接種』(いずれも2026年8月29日確認)です。

同じ期間でも、二つを同じ日に接種するかは別の話です。久留米市は、他の予防接種との同時接種について「医師の判断により可能」としています。持病、治療、これまでの接種後の体調変化も含め、予約先の医療機関へ相談する内容です。

65歳の誕生日より前には受けられない

対象は、久留米市に住民票があり、接種を希望する次の人です。

  • 接種する日に65歳以上
  • 接種する日に60歳以上65歳未満で、心臓、腎臓、呼吸器の機能、またはヒト免疫不全ウイルスによる免疫機能に身体障害者手帳1級相当の障害がある

基準日は年度初日ではなく、実際の接種日です。接種期間中に65歳になる人は、誕生日を迎えてからの予約日を選びます。

60~64歳は、身体障害者手帳1級を持っているだけで一律に対象となるわけではありません。対象となる機能障害が指定されています。当日は、身体障害者手帳1級の写し、医師の意見書、診断書のいずれか一つが必要です。

コロナの予約は医療機関へ直接

新型コロナの個別接種券は発送されません。市が受託医療機関を公表した後、希望する医療機関へ直接予約する流れです。

インフルエンザも、医療機関によって接種できる曜日や時間が異なります。家族が代理で予約するなら、本人の氏名、生年月日、久留米市民であること、希望する接種、持病や治療中の病気を伝えられるようにしておくと話が早いでしょう。

予約先は、9月ごろ公表される2026年度の受託医療機関一覧から選びます。一覧の公開前に予約を考える場合は、かかりつけ医へ今年度の対応予定を尋ねてください。

無料接種は、当日の証明書が決め手

市県民税非課税世帯、生活保護受給世帯、中国残留邦人等支援法に基づく支援給付受給世帯の対象者は、自己負担の免除を受けられます。非課税は本人だけでなく、住民票上の世帯全員が市県民税非課税であることが条件です。

接種当日に証明書類がないと無料にはなりません。久留米市『高齢者の定期予防接種 自己負担免除(無料接種)のご案内』(2026年8月29日確認)が認めている書類は次の六つです。

対象医療機関へ出す、または見せるもの
市県民税非課税世帯無料予防接種確認書
同上接種年度の介護保険料納付通知書(保険料段階1~3)
同上有効期限内の介護保険負担限度額認定証
同上限度区分IまたはIIの記載がある後期高齢者医療資格確認書(オンライン確認も可)
生活保護受給世帯生活保護受給証明書
中国残留邦人等支援給付の受給世帯支援給付証明書

国民健康保険の資格確認書は、世帯全員の非課税を示す書類にはなりません。また、介護保険料納付通知書は、免除確認のための再発行ができないと市が案内しています。手元になければ、ほかの書類を選びます。

無料予防接種確認書は、保健所保健予防課、各総合支所、南部保健センターなどで申請できます。市民センターでは受付後に郵送、電子申請でも後日郵送です。接種日の直前に慌てないよう、予約と同時期に手続きを始めるのが現実的です。

当日に持っていくもの

通常は、年齢と久留米市民であることを確認できるマイナンバーカードや運転免許証などを持参します。予診票は医療機関にあります。

60~64歳の対象者は障害の条件を証明する書類、免除対象者は該当する免除書類も必要です。二つの接種を同日に希望する場合は、予約の段階で伝えます。当日に突然申し出ても、医師の判断や医療機関の運用によっては希望どおりになりません。

まず決めたいのは、どちらの接種を希望するかです。そのうえで、9月に公開される2026年度の受託医療機関を確認し、接種日と必要書類を一度の電話で尋ねてください。