この記事の目次
  1. 国と久留米の予定を同じ表で見る
  2. マイナポータルで見られる情報は段階的
  3. 家族が見るには代理人設定が必要
  4. 手続の電子化は将来像として読む
  5. 公式情報・確認先

「介護情報基盤が始まった」と聞いても、久留米市で今すぐ同じ情報を見られるとは限りません。国は2026年4月1日以降、準備が整った市町村からデータ移行と情報共有を順次始める方針です。一方、久留米市が公表している運用開始予定日は2028年1月4日です。親の介護を支える家族は、この二つの時点を分けて考える必要があります。

また、将来マイナポータルで見られると説明される情報と、現時点で確認できる情報も同じではありません。家族であっても自動的に本人の情報が見える仕組みではない点まで押さえると、何を今確認すべきか整理できます。

国と久留米の予定を同じ表で見る

時点公表された位置づけ
2026年4月1日以降標準化の準備が完了した市町村から順次データ移行・情報共有
2028年1月4日久留米市が示す運用開始の予定日
2028年4月1日まで国が全市町村での活用開始を目指す時点

久留米市の予定は変更される可能性があります。手続が必要な時期に、市の案内で運用状況と利用方法を確かめてください。

マイナポータルで見られる情報は段階的

厚生労働省は、利用者が介護保険証、認定審査の進捗、住宅改修費利用等情報、ケアプラン情報、LIFE情報の一部などを、マイナポータルで確認できるようになると説明しています。しかし、2026年4月1日時点で閲覧できる介護情報は介護保険証情報のみとしています。後に見られる予定の項目を、現在すべて閲覧できると受け取らないでください。

この「2026年4月1日時点」の説明は全国の段階的な運用の話です。久留米市民の介護保険証情報が今すでに閲覧できるという証拠にはなりません。本人の画面に表示がない場合は、市の開始予定と対象情報を確かめるのが先です。

家族が見るには代理人設定が必要

マイナポータルのFAQは、代理人設定を行うことで家族の情報を見られると案内しています。操作マニュアルでは、代理人または委任者の同席のもと、許可するサービス・情報・期間を設定し、相手のマイナンバーカードを読み取って登録する流れです。親子であることだけを理由に自動共有されるものではありません。

設定する際は「誰が、どの情報を、いつまで見るか」を本人と確認します。代理人設定をしたとしても、久留米市でまだ提供されていない介護情報まで表示されるとは限りません。本人の意思確認や操作に困る場合は、マイナポータルの公式案内と市の窓口へ相談してください。

手続の電子化は将来像として読む

国は、申請・提出・受理などをオンラインで完結し、介護事業者が代行する市町村への書類提出も電子化できると説明しています。事業所が必要な情報をデジタルで確認できれば、利用者や家族への依頼や自治体への問い合わせが減ることも期待されています。ただし、期待される効果と久留米市の現行手続は区別が必要です。

今の申請が紙・電話・窓口のどれでできるかは、手続ごとに久留米市の案内で確認してください。今後の運用開始日、閲覧できる項目、代理人の設定方法をそれぞれ確認することで、「国の開始」と「自分が使える機能」を取り違えずに済みます。

公式情報・確認先