この記事の目次
  1. 対象は、外見だけでは援助の必要性が伝わりにくい人
  2. 市役所の窓口なら、申込書を書いてその場で受け取れる
  3. 郵送は140円分の切手と返信用封筒を同封する
  4. ヘルプマークとヘルプカードは、伝える内容が違う
  5. カードには、助ける人が迷わない情報を選んで書く

久留米市でヘルプマークを受け取りたいときは、市役所の障害者福祉課で申込書を出します。料金はかかりません。障害者手帳や本人確認書類は不要で、家族や支援者による代理受取もできます。

郵送でも申し込めます。ただし、申込書のほかに返信用封筒と切手が必要です。窓口へ行けるかどうかで、準備するものが変わります。

受取方法用意するもの受け取り方
久留米市役所の窓口窓口で記入するヘルプマーク申込書申込後、その場で受け取る
代理人が窓口へ行くヘルプマーク申込書家族や支援者が受け取る
郵送申込書、返信用封筒、返信用切手郵送で届く

申込条件と受取方法は、久留米市「知っておこう『ヘルプマーク・ヘルプカード』」(2026年8月31日確認)で案内されています。

対象は、外見だけでは援助の必要性が伝わりにくい人

ヘルプマークは、周囲の人へ「援助や配慮が必要です」と知らせるためのものです。久留米市は、障害のある人、認知症のある人、難病の人、妊娠している人などを対象例に挙げています。

申込書には、視覚・聴覚・内部・発達・精神などの障害、難病、妊娠、認知症、高齢など、援助や配慮を必要とする状態を選ぶ欄があります。診断名や障害者手帳の有無だけで対象を決める書式にはなっていません。

福岡県内に住んでいることが申込条件です。原則として1人1個まで。障害者手帳や身分証明書を窓口で見せたり、写しを申込書に添えたりする必要はありません。

「自分の状態で申し込めるのか」と迷う場合は、病名だけで判断せず、どの場面でどんな配慮が必要なのかを障害者福祉課へ伝えて相談できます。

市役所の窓口なら、申込書を書いてその場で受け取れる

久留米市内の配布窓口は、久留米市役所の障害者福祉課です。市役所の所在地は久留米市城南町15番地3。市の案内では、窓口で申込書を記入すると、その場でヘルプマークを受け取れます。

本人が来庁できないときは、家族や支援者が代理で受け取れます。本人確認書類や障害者手帳は求められていませんが、利用する本人の氏名、住所、援助や配慮を必要とする状態は申込書へ記入します。代理を頼む前に、本人の希望と記入内容を確認しておくと、窓口で迷わず書けます。

福岡県庁の障がい福祉課や、県内のほかの市町村の福祉担当課も配布窓口です。久留米市役所以外で受け取りたい場合は、福岡県「ご存知ですか?『ヘルプマーク・ヘルプカード』」(2026年8月31日確認)にある配布窓口一覧から探せます。

郵送は140円分の切手と返信用封筒を同封する

窓口へ行くことが難しい人は、郵送で申し込めます。2026年8月31日時点で、ヘルプマーク1個を送ってもらう場合の返信用切手は140円分です。

準備する順番は次のとおりです。

  1. 市のページからヘルプマーク申込書をダウンロードして印刷する
  2. 利用する本人の氏名、住所、年代、援助や配慮を必要とする状態などを記入する
  3. 自分の住所と氏名を書いた返信用封筒へ140円分の切手を貼る
  4. 申込書と返信用封筒を、久留米市役所障害者福祉課へ送る

郵便料金は改定されることがあります。切手を買う前に、市の最新案内で金額を見直してください。複数個をまとめて申し込む制度ではなく、配布は1人1個までです。

ヘルプマークとヘルプカードは、伝える内容が違う

ヘルプマークは、援助や配慮が必要であることを外から見える形で知らせます。ところが、マークだけでは「歩くときに支えてほしい」「声で説明してほしい」「最初に家族へ連絡してほしい」といった具体的な内容までは伝わりません。

その情報を書いて持ち歩けるのがヘルプカードです。福岡県版は配布窓口で申し出れば受け取れ、申請書は要りません。データをダウンロードして自分で印刷することもできます。

久留米市は、支援を受ける側と支援する側の双方が使いやすいように「くるめ版ヘルプカード」も公開しています。こちらは誰でもダウンロードして使えます。

目的向いているもの
配慮が必要であることを周囲へ知らせたいヘルプマーク
必要な手助けや緊急連絡先を文字で伝えたいヘルプカード
声や会話だけでは意思を伝えにくいくるめ版ヘルプカードの「はい・いいえ・わかりません」欄

カードには、助ける人が迷わない情報を選んで書く

くるめ版ヘルプカードには、氏名や連絡先のほか、最初に連絡してほしい人、かかりつけの病院、服用中の薬、移動時の介助、医療機器などを書く欄があります。すべてを埋める必要はなく、外出先で起きそうな困りごとに合わせて必要な欄を使います。

たとえば、体調が悪くなったときに家族へ連絡してほしいなら、連絡先と本人との関係を読みやすく記入します。口頭でのやり取りが難しい場合は、「はい」「いいえ」「わかりません」の欄や、してほしい支援を記す欄が役立ちます。

一方で、カードを落としたときに見られたくない情報まで書く必要はありません。持病、薬、住所などをどこまで載せるかは、支援に必要な範囲と紛失時の心配を比べて決めます。内容が変わったら書き直し、古い連絡先を残さないことも欠かせません。

市役所の窓口なら、申込書を書いてその場で受け取れます。郵送を希望する人は、申込書に加えて返信用封筒と140円分の切手を用意してください。

アイキャッチ画像:公式ページ掲載画像(提供:久留米市)。