この記事の目次
  1. 利用できる園は、市の一覧から探せる
  2. 市へ利用登録した後、園と日程を相談
  3. 月20時間の利用なら、基本料金は6,000円
    1. 月8時間使うと、いくらになる?
  4. 一時保育とは、申し込み方と利用時間が違う

月20時間を、好きな日に20時間使えるわけではありません。

久留米市のこども誰でも通園制度は、保護者の就労要件を問わず利用できます。ただし、現在の市内施設は、園・曜日・時間帯を決めて通う「定期利用」のみ。保護者の予定が空いた日に、その都度予約する仕組みとは違います。

まず押さえたいのは、次の5点です。

確認すること久留米市での扱い
対象市に住民登録がある生後6か月から3歳未満の子ども
在園要件認可保育所、幼稚園、認定こども園、地域型保育事業、企業主導型保育施設に通っていない
利用時間子ども1人につき月20時間まで。原則1時間単位
基本料金子ども1人につき1時間300円
利用方法園・曜日・時間帯を固定する定期利用

国の利用枠は月10時間です。久留米市は市独自で10時間を上乗せし、市内施設なら月20時間まで使えるようにしています。市外の実施施設を利用する場合、使えるのは国の枠に当たる10時間までです。

制度の現行条件は、久留米市の「こども誰でも通園制度」で確認できます。

利用できる園は、市の一覧から探せる

市の一覧には8施設があります。園によって受け入れる年齢が違うため、申請画面を開く前に、子どもの年齢と通える地域を照らし合わせると選びやすくなります。

実施施設所在地受入年齢
長門石保育園長門石町0歳児・1歳児
成田山幼稚園上津町1歳児・2歳児
大善寺幼稚園大善寺町宮本2歳児
船越保育所田主丸町船越0歳児・1歳児・2歳児
かわい保育所田主丸町志塚島1歳児・2歳児
北野おおぞら幼稚園北野町中2歳児
金島子ども園北野町八重亀0歳児・1歳児
みづまこどもえん三潴町田川1歳児・2歳児

表の受入年齢は、2026年4月1日時点の年齢です。たとえば年度の途中で1歳になっても、園の「1歳児」に直ちに切り替わるとは限りません。

一覧に載っていても、希望する曜日・時間帯に空きがあるとは限りません。受け入れ可能な人数は、各施設へ問い合わせます。

市へ利用登録した後、園と日程を相談

手続きは、次の順番です。

  1. こども家庭庁の「つうえんポータル」から久留米市へ利用申請を送る
  2. 市の利用登録が終わると届くメールから、総合支援システムのアカウントを作る
  3. システムで希望施設を選び、定期的に通いたい曜日と時間帯を送信する
  4. 施設からの連絡を受け、初回面談の日程を決める
  5. 利用前に、子どもの様子や通い方を施設とすり合わせる

申請からアカウント案内のメールまで、1週間程度かかる場合があります。1週間を過ぎても届かないときは、久留米市子ども保育課(0942-30-9754)へ問い合わせます。

初回利用の前には面談が必要です。申請だけで利用日が決まるのではなく、曜日・時間帯の希望を送り、施設との調整を経て定期利用が始まります。

月20時間の利用なら、基本料金は6,000円

基本料金は1時間300円です。月20時間をすべて利用した場合、300円×20時間で6,000円になります。使わなかった時間は翌月へ繰り越せません。

世帯の状況によって、料金は次のように軽減されます。

世帯区分1時間の利用料月20時間利用した場合
基本料金300円6,000円
市民税所得割合算額77,101円未満の世帯100円2,000円
生活保護受給世帯0円0円

軽減を希望する場合は、利用登録時に課税証明書や受給証明書などのデータの添付が必要です。

月8時間使うと、いくらになる?

たとえば、市内の実施施設で、1回2時間、月4回の定期利用が決まったとします。使うのは月8時間です。基本料金なら、300円×8時間で2,400円。市民税所得割合算額77,101円未満の世帯なら、100円×8時間で800円です。生活保護受給世帯は0円になります。残る12時間は翌月へ回せません。予定した日の前日までに連絡せず欠席すると、予約した2時間も利用可能時間から差し引かれます。実際に利用できる曜日と回数は、施設の受入枠と面談で決まります。軽減の可否は、市が提出書類を基に判断します。

もう一つ見落としやすいのがキャンセルです。利用日の前日までに連絡しなかった場合や無断キャンセルでは、利用料などが発生し、予約した時間が月の利用可能時間から差し引かれます。連絡先と支払い方法は、初回面談時の確認事項です。

一時保育とは、申し込み方と利用時間が違う

久留米市の一時保育は、パート就労、緊急時、リフレッシュなどで一時的に子どもを預ける仕組みです。対象年齢と料金は保育所ごとの設定です。

こども誰でも通園制度は、就労要件を問わず、同じ園へ決まった曜日・時間帯に通うところが現在の久留米市での特徴です。来週だけ数時間預けたいなら一時保育、毎週同じ時間に園で過ごす機会を作りたいなら誰でも通園制度と考えると、入口を選びやすくなります。

一時保育の実施先は、久留米市の「一時保育」からたどれます。両方の制度を同じ園が扱っていても、申込方法や料金は同じとは限りません。

最初にすることは、8施設の表から子どもの年齢に合う園を探すことです。通える曜日まで考えて候補が見つかったら、つうえんポータルで利用申請へ進みます。対象条件や登録状況を市へ尋ねる場合の窓口は、子ども保育課(0942-30-9754)です。

アイキャッチ画像:Ksenia Chernaya / Pexelsのイメージ写真を使用しています。