この記事の目次
  1. 駅東口に「アザレアテラス」
  2. 駅から反対側へ抜けられる東西通路
  3. 屋根付きの市営駐輪場は2027年5月から
  4. 住宅458戸のうち、シニア住宅は115戸
  5. 完成は2027年5月、店舗の開業日はこれから

JR久留米駅の東口で、高さ130メートルを超える住宅棟の工事が進んでいます。地上36階、全458戸。建物の完成は2027年5月の予定です。

再開発エリア全体の名称は「ザ・久留米フロントモール」、2階建ての店舗棟は「アザレアテラス」に決まりました。スーパーやカフェなどが入るほか、市営駐輪場や街区を東西に抜ける通路も整備されます。

駅前で買い物をする場所が増え、東西の行き来もしやすくなる計画です。現在分かっている内容と、これから発表される情報を整理しました。

駅東口に「アザレアテラス」

アザレアテラスは2階建て。1、2階にスーパーやカフェなどが入る予定で、屋上には店舗利用者向けの駐車場が造られます。

福岡県が2026年8月14日に公表した変更届では、店舗面積は1,644平方メートル、屋上駐車場は58台、店舗用の駐輪場は82台です。いずれも以前の計画から縮小されました。

どのスーパーやカフェが入るのかは、まだ発表されていません。営業時間と開業日も今後の案内を待つことになります。

駅から反対側へ抜けられる東西通路

店舗棟には、街区内を東西に通り抜けられる通路が設けられます。敷地の周囲にも幅2メートル以上の通路を整備する計画です。

久留米市の第6回事業計画書(2026年8月31日確認)には、市道A666号線を約3.5メートル拡幅する内容も記載されています。建物と一緒に、駅東口の通路や周辺道路も整備されます。

東西通路の出入口や利用時間は、まだ公表されていません。毎日通り抜けられるのか、店舗の営業時間と連動するのかは、開業前の案内で確かめたいところです。

屋根付きの市営駐輪場は2027年5月から

住宅棟の北側には、新しい市営駐輪場が整備されます。第6回事業計画書に載っている台数は、自転車656台、バイク120台です。

久留米市は2026年4月、市民からの質問に対し、2027年5月から供用を始める予定と回答しました。屋根があり、125cc以上のバイクも駐車できる計画です。

料金、利用時間、定期利用の方法、供用開始の正確な日付は、まだ発表されていません。なお、先ほどの82台は店舗用の駐輪場で、この市営駐輪場とは別です。

住宅458戸のうち、シニア住宅は115戸

住宅の内訳は、一般分譲住宅343戸、シニア住宅115戸です。およそ4戸に1戸がシニア住宅になります。

シニア住宅は1LDKが61戸、2LDKが54戸。第6回事業計画書では、平均専有面積を1LDKは約50平方メートル、2LDKは約70平方メートルとしています。

ただし、公開資料に載っているのは戸数、間取り、平均専有面積までです。入居条件や見守り、介護サービスの内容は示されていません。住まいとして検討するなら、今後の販売案内で確かめる必要があります。

完成は2027年5月、店舗の開業日はこれから

久留米市の第6回事業計画書には建築工事の完了を2027年3月とする記載があります。その後に出た久留米市の広報と再開発組合の案内は、完成予定を2027年5月としています。この記事では新しい発表に合わせました。

2027年5月は建物の完成予定で、店舗の開業日ではありません。市営駐輪場も同じ月に供用開始予定ですが、正確な日付は未発表です。

店舗名や開業日、東西通路の利用時間、駐輪場の料金が発表されれば、駅前の使い方も具体的に見えてきます。新しい発表は、久留米市の「進むJR久留米駅前第二街区市街地再開発事業」と、再開発組合の「事業スケジュール」で確認できます。

アイキャッチ画像:久留米公式観光サイト フォトギャラリー「JR久留米駅」より。写真提供:公益財団法人 久留米観光コンベンション国際交流協会。