この記事の目次
  1. 市内4施設は、土曜日と水曜日の扱いが違う
  2. 対象は0歳から小学6年生まで。病状による確認もある
  3. 元気なうちの登録と、利用日の手続きは別
  4. 予約は原則前日まで。キャンセル時刻も控えておく
  5. 利用料が無償でも、食事代や診療費は別

子どもが発熱してから預け先を探すと、利用登録も受診も予約も、同じ朝に重なってしまいます。久留米市の病児保育は、病気中や回復期の子を、仕事等の理由で保護者が家庭でみられないときに一時的に預かる仕組みです。利用には事前登録が必要なので、元気なうちに利用候補の施設へ連絡しておくと準備が進みます。

市の案内には市内4施設が掲載されています。開いている曜日や土曜日の時間は施設ごとに違うため、近さに加え、仕事の日に利用できるかを比べておきたいところです。

市内4施設は、土曜日と水曜日の扱いが違う

施設・所在地電話通常の利用時間
マリアン・キッズ・ハウス/津福本町4220942-34-3165月〜土 7:45〜17:45
エンゼルキッズ/国分町155-10942-22-6621月〜金 7:45〜17:45
ハイジア病児保育室/三潴町玉満2270-2080-4443-7422水曜を除く平日 7:45〜17:45、土曜 7:45〜13:00
たのっしーランド/田主丸町田主丸1001-20943-72-1633月〜土 7:45〜17:45

市の案内では、全施設が日曜・祝日、12月29日〜1月3日に休所します。このほか、エンゼルキッズは8月15日、たのっしーランドとハイジアは8月13〜15日も休みです。施設都合による休みもあるため、利用日の受付状況は予約時に確認します。

エンゼルキッズは、2027年3月31日をもって閉所予定と久留米大学医療センターが公表しています。来年度の利用先を考える家族は、現在の利用登録とあわせ、他の施設の登録方法も確認しておきたいところです。

対象は0歳から小学6年生まで。病状による確認もある

市内施設の案内で対象とされているのは、久留米市、大川市、小郡市、うきは市、朝倉市、筑前町、東峰村、大刀洗町、大木町に住む、0歳から小学6年生までの病気・回復期の子どもです。その他の人の利用は施設への問い合わせが案内されています。

年齢と住所の条件を満たしても、病状や定員によって受け入れが変わります。電話では、症状、受診した医療機関、医師から伝えられた病名などを聞かれる場合があります。

体調に不安があるときは、預け先の予約より、医療機関への相談を先に進めてください。病児保育の利用可否は、受診した医師と施設に確認して決めます。

元気なうちの登録と、利用日の手続きは別

市は、実施施設へ病児保育室登録票を提出して、事前登録を済ませるよう案内しています。登録方法は施設へ電話で確認できます。

エンゼルキッズの登録は予約制で、登録の問い合わせは10時から16時と案内されています。たのっしーランドも、電話で来所日を予約する方式。ハイジアの案内には、登録簿を毎年度4月に更新することも記載されています。

登録しただけで、希望日の枠が確保される仕組みではありません。家族で準備を分けるなら、次のようになります。

あらかじめ済ませること病気になったときに行うこと
利用候補へ電話し、登録方法を確認受診と利用に必要な医師の確認を受ける
登録票と施設が求める書類を提出症状・病名を伝え、利用日の空きと受付条件を確認
予約・キャンセルの時間を控える施設の指定する病状連絡票などを記入
持ち物と送迎の分担を決める当日の持参品と迎えの時刻をそろえる

ハイジアとたのっしーランドの公式案内では、医師の診断を経て利用予約を行う流れが示されています。必要な書類名や、受診日との関係は施設によって異なるため、登録時にも聞いておくと利用当日に迷いにくくなります。

予約は原則前日まで。キャンセル時刻も控えておく

市の案内では、利用の申込みは原則として前日までに電話で行います。前日が施設の休みなら前々日。当日も、施設に余裕があれば申込み可能とされています。

子どもの病気は急に始まることもありますが、「当日も可能」という案内は、いつでも受け入れられるという意味ではありません。電話で空きと病状を伝え、施設の判断を受ける必要があります。

予約が取れたら、病状連絡票、薬やお薬手帳などの指定品、着替え、食事の扱いを確認します。保育中に状態が変わり、早めの迎えを求められる場合に備え、保護者の連絡先と迎えを担当できる人も共有しておきましょう。

利用しなくなった場合は、各施設の方法と時刻に従ってキャンセルします。たのっしーランドは当日7時まで、ハイジアの掲載案内は8時までと、締切にも違いがあります。予約の電話と一緒にキャンセルの連絡方法を控えておくと、朝の判断が変わっても対応できます。

利用料が無償でも、食事代や診療費は別

久留米市の案内では、相互利用の9市町村の住民は市内実施施設の利用料が無償です。また、福岡県内の住民について、県の事業により利用料が上限2,000円まで無償となると説明されています。

食事の提供を希望した場合の食事代、医師の診療費、寝具代などは別途必要です。たのっしーランドは、寝具代80円が別途必要と案内しています。「無償」と聞いて財布も不要と考えず、食事を持参するか、現金の支払いがあるかを施設へ確認してください。

9市町村では病児保育の相互利用も行われています。市のページには、大川市の高邦病児保育室、小郡市のこぐま子どもの家・まどかチャイルドケアセンター、大木町の病児保育施設ころんなどが掲載されています。病後児保育の施設も別に案内されており、利用方法は所在地の市町へ問い合わせる形です。

空きがない日に備えるなら、通える範囲の登録先と、勤務先への連絡・休暇の相談方法を前もって家族で共有しておく方法があります。近い施設の番号、登録状況、迎えの担当を一枚に書くだけでも、当日の連絡順を決められます。

市の制度や実施施設については、久留米市「病児保育」と子ども政策課(0942-30-9227)へ。開所・受入れ・書類の詳細は各施設へ確認できます。

本稿は、市の2026年7月1日更新の案内と、エンゼルキッズ、ハイジア病児保育室、たのっしーランドの公式情報を、2026年10月3日に確認しています。