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久留米市には、ひとり暮らしなどで粗大ごみを自宅外まで運べない人向けの「粗大ごみ持ち出しサービス」があります。通常の粗大ごみ処理手数料に加え、1品につき630円が必要で、1回5品までです。申込は粗大ごみ受付コールセンターへの電話に限られ、作業時は立会いが必要です。
ただし、分解や取り外しを頼めるサービスではありません。大人2人で運べ、室内から玄関口まで容易に出せる状態にしておく必要があります。申込前に、品名、大きさ、置き場所、通路、階段やエレベーターの状況を整理しましょう。
粗大ごみ持ち出しサービスとは
久留米市の粗大ごみ収集は、事前に申し込み、指定された場所へ品物を出しておくのが基本です。大型の家具などを自分や家族で屋外へ出せない場合に、家屋内からの運び出しを追加できるのが持ち出しサービスです。
高齢者専用、要介護者専用とは案内されていません。市公式ページは「ひとり暮らしなどで粗大ごみを自宅外まで持ち出せない方へのサービス」と説明しています。年齢や介護認定だけで判断せず、本人の状況と品物が作業条件に合うかを電話で伝えて確認してください。
このサービスは、家庭の燃やせるごみなどを決められた日に集積所へ出す日常的な支援ではありません。また、引っ越しや家全体の片づけで大量に出たごみをまとめて回収する「特別申込み収集」とも別です。
通常収集・持ち出し・特別収集の違い
| 区分 | 向いている状況 | 申込と主な条件 | 費用の考え方 |
|---|---|---|---|
| 通常の粗大ごみ収集 | 粗大ごみを指定場所まで自分で出せる | 電話、Web、LINEで事前申込。地域の収集日に出す | 品目ごとの粗大ごみ処理手数料 |
| 粗大ごみ持ち出しサービス | 品数は少ないが、家屋内から外へ運べない | 電話申込のみ。5品まで。立会いが必要 | 処理手数料に加え1品630円 |
| 特別申込み収集 | 引っ越しや片づけで一時的に多量の家庭ごみが出た | 電話による先着順の事前申込。分別と立会いが必要 | 2トンダンプ1台8,530円 |
粗大ごみの通常収集日は地域ごとに異なります。市のごみカレンダーを見て日付だけを確認するのではなく、申込時に収集日、手数料、出す場所を確認します。品目や量がどの区分になるか分からない時も、最初にコールセンターへ相談すると整理しやすくなります。
申込から収集までの5段階
1. 品物と搬出経路を確認する
品名、個数、おおよその幅・高さ・奥行き、置いてある部屋を確認します。玄関や廊下の幅、曲がり角、段差、階段、エレベーターの内寸も見ておきましょう。
持ち出しサービスの対象となるのは、大人2人で運べる品物です。室内から玄関口まで容易に運び出せる状態で、集合住宅ではエレベーターに入る必要があります。間口から出せない品物は、収集日までに分解などを済ませなければなりません。
2. 電話で申し込む
申込先は粗大ごみ受付コールセンター、電話0942-37-3383です。持ち出しサービスはオンラインでは申し込めません。受付時間は9時から17時までで、土曜日、日曜日、年始を除きます。
電話では、持ち出しサービスを希望すると最初に伝えます。通常の粗大ごみ申込だけで受け付けが終わると、屋内から運び出す作業が含まれない可能性があるためです。
次の内容を順に伝えると確認が進みます。
- 品名と個数
- おおよその大きさと材質
- 戸建てか集合住宅か
- 品物がある階とエレベーターの有無
- 玄関までの段差、曲がり角、狭い場所
- 分解や取り外しが必要か
- 立会う人の氏名と連絡先
3. 必要な手数料を確認してステッカーを買う
費用は、品目ごとの粗大ごみ処理手数料と、持ち出しサービスの追加手数料を合計して考えます。持ち出しサービス分は1品につき630円です。1回の収集で申し込めるのは5品までなので、追加分は最大5枚となります。
市内の金融機関、各総合支所、各市民センターで、粗大ごみの処理手数料分と持ち出しサービス分のステッカーを購入します。品物ごとの処理手数料は一律ではないため、電話で確認する前に自己判断で購入しないようにしましょう。
4. 玄関まで運べる状態にする
作業員が行うのは、条件を満たす粗大ごみの持ち出しです。家具の中身を空にし、上に置いた物をどけ、通路を確保します。転倒しやすい小物、敷物、コード類も移動させておきます。
ドアや窓から出ない家具の分解、壁や床への固定金具の取り外し、収納物の箱詰めなどは、収集前に別途済ませます。家族でできない場合は、無理に持ち上げたり工具作業をしたりせず、どこまで準備が必要かを申込時に確認してください。
5. 当日は立会い、ステッカーを直接渡す
持ち出しサービスの利用時は立会いが必要です。粗大ごみ処理手数料分と持ち出しサービス分のステッカーは、品物に貼らず、作業員へ直接渡します。
市は収集時間の約束はできないと案内しています。家族が代理で立会う場合も、一日の予定を空けられるか確認しましょう。現地で運搬条件を満たさないと判断された品物は、収集を断られることがあります。
断られないために確認したい運び出し条件
最も起こりやすい行き違いは、「家の中にあれば、そのまま運んでもらえる」と考えてしまうことです。市公式の条件を、申込前の判断に使える形で整理します。
| 確認点 | 条件を満たす状態 | 事前対応が必要な状態 |
|---|---|---|
| 重さ・大きさ | 大人2人で持ち運べる | 2人で安全に持てない |
| 室内経路 | 部屋から玄関口まで容易に通れる | 家財や段差で通路がふさがっている |
| 間口 | そのまま玄関等から出せる | 幅や高さが足りず、分解しないと出ない |
| 集合住宅 | エレベーターに入る | エレベーターに入らない、経路を確認していない |
| 立会い | 収集時に本人または家族等が対応できる | 不在でステッカーを直接渡せない |
判断が難しい時は、「たぶん出る」と伝えず、家具と間口を測った数字を電話で共有します。それでも現地判断になる場合があることを見込んでおきましょう。
申込前チェックリスト
| 確認 | 内容 |
|---|---|
| □ | 粗大ごみに出したい品名と個数を書き出した |
| □ | 1回5品以内に収まっている |
| □ | 品物の幅、高さ、奥行きを測った |
| □ | 大人2人で持ち運べる品物か確認した |
| □ | 部屋から玄関までの通路幅を確認した |
| □ | 階段、段差、曲がり角の状況を確認した |
| □ | 集合住宅ではエレベーターに入るか確認した |
| □ | 分解や固定金具の取り外しを事前に済ませられる |
| □ | コールセンターへ電話で持ち出し希望と伝えた |
| □ | 処理手数料と1品630円の追加分を確認した |
| □ | 指示されたステッカーを必要数購入した |
| □ | 当日に立会う人と連絡先を決めた |
| □ | ステッカーを品物に貼らず作業員へ渡すと共有した |
相談前に準備する情報
- 住所、校区、戸建て・集合住宅の別
- 粗大ごみの品名、個数、材質、おおよその寸法
- 品物がある部屋と階数
- 玄関、廊下、階段、エレベーターの寸法と段差
- 分解や取り外しが必要な部分
- 通常の粗大ごみ収集か、持ち出しサービスか迷っている理由
- 希望する地域の粗大ごみ収集日
- 当日立会う人と日中につながる電話番号
よくある質問
高齢者なら誰でも持ち出しサービスを利用できますか
市は年齢だけの制度とは案内しておらず、ひとり暮らしなどで粗大ごみを自宅外まで持ち出せない人向けとしています。本人の状況と品物の条件をコールセンターへ伝えて確認してください。
WebやLINEで申し込めますか
通常の粗大ごみ収集はWebやLINEにも対応していますが、持ち出しサービスは電話申込のみです。電話0942-37-3383へ「持ち出しサービス希望」と伝えます。
630円だけで粗大ごみを処分できますか
できません。1品630円は持ち出しサービスの追加手数料です。別に品目ごとの粗大ごみ処理手数料が必要です。
ベッドや家具を分解してもらえますか
分解サービスとは案内されていません。間口から出せない品物は、事前に分解などを行い、家屋内から容易に運び出せる状態にしておく必要があります。
収集時間を指定できますか
市は収集時間の約束はできないと案内しています。立会いが必要なので、当日に対応できる人と予定を申込前に調整してください。
まとめ
久留米市の粗大ごみ持ち出しサービスは、自宅外へ粗大ごみを運べない人が、通常の粗大ごみ収集に屋内からの運び出しを追加する制度です。電話申込のみで、1回5品まで、処理手数料とは別に1品630円、当日の立会いが必要です。
大人2人で運べ、玄関まで容易に出せることが利用条件です。寸法と搬出経路を確認し、必要な分解や片づけを収集前に済ませてください。
申込みの問い合わせ先
申込、品目、処理手数料、収集日、運び出し可否は、久留米市粗大ごみ受付コールセンターへお問い合わせください。日常的なごみ出しや片づけが難しくなっている場合は、地域包括支援センターまたは担当のケアマネジャーへ生活状況を伝えます。
本記事は2026年8月3日に、久留米市公式の「粗大ごみ・特別収集の申し込み」と2026年度ごみカレンダーを確認して作成しました。



