この記事の目次
  1. 保険と年齢で、申請する受診証を確かめる
  2. 自由診療のうち、助成される施術に限りがある
  3. 800円は、料金から差し引く助成の上限
  4. 家族が申請する場合は、郵送交付になる条件も確認

久留米市の指定施術所で、はり・きゅう・マッサージを自由診療で受ける場合、受診証による助成を使えることがあります。対象は久留米市の国民健康保険に加入している人や、市内に住民票がある一定年齢以上の人。助成は1回800円までで、施術を受ける前に受診証の交付を申請します。

65歳以上75歳未満の人は、後期高齢者医療の認定があるかで対象が変わります。また、受診証を使えるのは市の指定施術者による対象の施術です。症状に合う施術かどうかは、医療者や施術者へ相談してください。

保険と年齢で、申請する受診証を確かめる

久留米市の交付申請案内と施術規則を合わせると、対象は次のように整理できます。

自分の状況受診証の対象区分
久留米市国民健康保険に加入している国民健康保険の受診証
久留米市に住民票があり、75歳以上高齢者の受診証
久留米市に住民票があり、65歳以上75歳未満で後期高齢者医療の認定を受けている高齢者の受診証

65歳になれば誰でも高齢者向けの対象になる、という条件ではありません。65歳以上75歳未満では、後期高齢者医療の認定の有無も確かめる必要があります。

国保の保険料に未納がある場合は、受診証を交付できないことがあると市は案内しています。自分の扱いが分からないときは、申請前に健康保険課へ相談してください。

規則上、国保の申請は被保険者が属する世帯の世帯主、高齢者の申請は本人が行う形です。家族が代わりに窓口へ行く場合も、申請書を誰の区分で記入するかを確認しておくと取り違えを防げます。

自由診療のうち、助成される施術に限りがある

使えるのは、市が指定した施術者によるはり・きゅう・マッサージです。近所の施術所へ行く場合も、最初に市の指定一覧と照らし合わせておきます。

さらに、施術規則は対象を末しょう神経疾患と運動器疾患に限っています。料金がかかる施術ならすべて使える、と考えず、予約の段階で受診証を使いたい旨を伝えて、対象になる内容と料金を確認する順番です。

国民健康保険や後期高齢者医療による療養費、生活保護の医療扶助などを受ける施術は、この助成の対象に含まれません。施術者が自分の世帯員に行う施術も対象外です。保険の手続きと市の受診証を同じ施術へ重ねて使う制度ではないため、費用の説明を受ける際にはどの扱いかを聞いておきたいところです。

根拠は久留米市『はり・きゅう・マッサージ施術規則』第2条・第5条など(2026年10月31日確認)。症状に対して施術を受けてよいかは、必要に応じて主治医や施術者に相談し、助成の有無と分けて判断してください。

800円は、料金から差し引く助成の上限

施術1回について800円が助成され、施術料金が800円未満なら、その施術料金が助成額になります。本人が支払うのは、料金から助成額を差し引いた残りです。

たとえば、対象の施術料金が2,000円なら、助成800円を引いた自己負担は1,200円。規則に沿った計算例です。各施術所の実際の料金とは異なります。実際の価格は利用先で確認できます。

回数にも上限があります。原則として1日1回、月4回、年度内48回まで。市長が特に必要と認める場合は月4回を超える扱いがありますが、その場合も年度内48回が上限です。余った回数を自分の判断で翌月へまとめる形にはせず、月の上限を超えそうなときは市へ確認する必要があります。

家族が申請する場合は、郵送交付になる条件も確認

申請には、市の交付申請書と本人確認書類を用意します。本人確認書類として市が挙げているのは、マイナンバーカード、運転免許証、パスポートなどです。

本人確認書類がない場合や、別世帯の人が手続きする場合は、郵送での交付となります。離れて暮らす家族の代わりに行く人は、その日に受診証を持ち帰る前提で施術予約を組まないほうが、予定を調整しやすくなります。

市の受付窓口は、市庁舎1階の健康保険課、各総合支所の市民福祉課、各市民センター窓口です。平日の基本受付時間は8時30分〜17時15分で、休日と年末年始を除きます。木曜19時までの延長受付を利用したいときは、希望する窓口でこの申請を扱えるかを先に電話で確かめてください。

申請書と指定施術所一覧は、久留米市『はり・きゅう・マッサージ受診証交付申請書(国民健康保険・高齢者)』に掲載されています(2026年10月31日確認)。問い合わせ先は健康保険課、0942-30-9029です。

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