この記事の目次
  1. コミュニティタクシーと「よりみちバス」の違い
  2. 久留米市コミュニティタクシーの対象条件
    1. 実施している全24校区
    2. 登録から予約までの流れ
    3. 補助額・回数・利用範囲
  3. 久留米の「よりみちバス」は北野・城島で運行
    1. 北野地域は「コスモス号」
    2. 城島地域は「インガット号」
    3. 通常バス停と要予約バス停
    4. 時刻は公式の最新PDFで確認する
  4. 車を手放す前に生活動線を確認する
  5. よくある質問
    1. 久留米市のコミュニティタクシーは70歳以上なら誰でも使えますか
    2. よりみちバスは登録や毎回の予約が必要ですか
    3. コスモス号とインガット号は何曜日に走りますか
    4. コミュニティタクシーは市内の好きな場所へ行けますか
    5. 免許を返納する前でも利用できますか
  6. まとめ
  7. 登録・予約の問い合わせ先

久留米市で車なし生活を続けるには、先に自宅の校区と普段の行き先を確認し、利用できる交通手段で往復できるかを実際に試すことが大切です。

実施校区に住み、年齢や駅・バス停までの距離などの条件を満たす人は、事前登録制の「コミュニティタクシー」を検討できます。北野地域・城島地域では、決まったルートを走るコミュニティバス「よりみちバス」が利用できます。

両サービスは名前が似ていますが、対象者、利用範囲、登録、予約方法が異なります。どちらか一つで全ての外出を賄えるとは限りません。通院、買い物、金融機関、家族宅などの生活動線ごとに、鉄道・路線バス・一般タクシー・配達も組み合わせて考えましょう。

コミュニティタクシーと「よりみちバス」の違い

比較項目久留米市コミュニティタクシーよりみちバス
主な仕組み校区コミュニティ組織が主体となるタクシー運賃補助決まったルートと時刻で走るコミュニティバス
対象地域市内の実施24校区北野地域・城島地域
利用できる人実施校区の居住者で対象条件を満たし、登録した人どなたでも利用可能
登録事前登録が必要不要
予約必要通常バス停からの乗車は不要。要予約バス停からの乗車は必要
利用範囲自宅と、通院・買い物などの生活利便施設との間公式ルート上の停留所。指定区間にはフリー乗降区間もある
運行毎日8時30分~18時月曜~土曜。ただし路線・日程ごとに曜日が異なる
費用の基本タクシー運賃から1回300円を補助、年間50回まで1乗車200円。一定の対象者は100円

コミュニティタクシーは、好きなタクシーに乗れば自動的に安くなる制度ではありません。登録と予約が前提です。一方、よりみちバスは登録不要ですが、通常の路線バスと同じように行ける場所と時刻が決まっています。

久留米市コミュニティタクシーの対象条件

久留米市のコミュニティタクシー案内では、実施校区に住む次の人を対象としています。

  • 鉄道駅またはバス停から300メートル以遠に住む70歳以上の人
  • 校区コミュニティ組織が認めた人

2つ目には、駅・バス停から300メートル未満に住む人や70歳未満の人でも、移動に制約があるなどの事情を校区コミュニティ組織が認める場合が例示されています。年齢だけ、または住所だけで対象と決めつけず、住んでいる実施校区へ相談するのが確実です。

実施している全24校区

2026年7月29日に久留米市の案内を確認した時点の実施校区は、次の24校区です。

篠山、南薫、御井、合川、上津、高良内、宮ノ陣、山本、草野、安武、荒木、大善寺、善導寺、大橋、青峰、船越、水縄、田主丸、水分、竹野、柴刈、西牟田、犬塚、三潴

各校区の所在地と連絡先は、久留米市の校区コミュニティ組織一覧で確認できます。

登録から予約までの流れ

  1. 自宅が実施校区にあるか、最寄りの駅・バス停までの距離と移動上の事情を整理する
  2. 実施校区のコミュニティ組織へ連絡し、対象条件と登録手続きを確認する
  3. 登録時に案内された予約先、予約期限、利用時の伝え方を控える
  4. 利用日、乗車場所、目的地、希望時刻を伝えて予約する

久留米市は、登録の詳細を実施校区へ直接尋ねるよう案内しています。登録前に一般のタクシーへ予約しても、この制度の補助を受けられるとは限りません。登録完了時に、その校区で使う予約先と利用方法まで確認しましょう。

補助額・回数・利用範囲

補助は1回につき300円で、年間50回までです。利用者は通常のタクシー運賃から300円を差し引いた額を負担します。登録者同士が相乗りし、タクシー運賃が1,000円以上の場合は600円引きです。

乗降は自宅と目的地の間で、目的地は通院や買い物などの生活利便施設に限られます。一般のタクシーのように、登録者がどの目的でも補助を使える仕組みではありません。行きたい病院や店舗が対象になるか判断に迷う場合は、予約前に実施校区へ確認してください。

久留米の「よりみちバス」は北野・城島で運行

久留米市の「よりみちバス」案内によると、よりみちバスは北野地域と城島地域で運行する、登録不要のコミュニティバスです。乗車定員9人の車両で、通常バス停、要予約バス停、路線ごとに指定されたフリー乗降区間を利用します。

北野地域は「コスモス号」

北野地域のコスモス号は、月曜から土曜までを2つの曜日グループに分けて運行します。

運行曜日路線公式時刻表
月曜・水曜・金曜大城・金島線令和7年4月改正版PDF
火曜・木曜・土曜北野・弓削線令和6年6月改正版PDF

城島地域は「インガット号」

城島地域のインガット号も月曜から土曜まで運行しますが、A日程とB日程で曜日と主な方面が変わります。

運行曜日日程・主な方面公式時刻表
月曜・水曜・土曜A日程・主に下田、城島、江上校区令和6年10月改正版PDF
火曜・木曜・金曜B日程・主に浮島、青木、城島校区令和6年10月改正版PDF

北野・城島とも日曜、祝日、お盆、年末年始は運休日があります。お盆と年末年始の期間は地域で一部異なるため、予定を立てる日にコスモス号の利用方法PDFまたはインガット号の利用方法PDFを確認してください。

通常バス停と要予約バス停

通常バス停は、時刻表に沿ってバスが通るため、乗車予約は不要です。要予約バス停は、乗車予約が入ったときだけバスが迂回して停車します。要予約バス停から乗る場合は、コスモス号は安全タクシー、インガット号は丸金タクシーへ連絡します。

両地域の利用案内では、10時より早い便は利用前日の17時まで、10時以降の便は乗車時刻の1時間前までの予約とされています。予約時はバス停名、乗車日、乗車時刻を伝えます。

要予約バス停で降りるだけなら事前予約は不要で、乗車時に運転手へ行き先を伝えます。ただしインガット号の「城島分」「丸島」「渋田鉄工所前」から乗る場合は、全便で前日予約が必要です。

時刻は公式の最新PDFで確認する

よりみちバスのダイヤやルートは見直されることがあります。古い画像や保存済みの時刻表ではなく、久留米市の案内ページから現在掲載されているPDFを開き、利用する曜日、乗る停留所、降りる停留所、帰りの最終候補を確認してください。

車を手放す前に生活動線を確認する

免許返納や車の処分を決める前に、次の動線を紙に書き出し、実際の曜日と時刻で試乗することをおすすめします。

  • 通院先までの行き方と、診察が長引いた場合の帰り方
  • 食品・日用品を買う店、荷物を持って歩ける距離
  • 薬局、金融機関、市役所・総合支所へ行く頻度
  • 趣味、地域活動、友人宅など外出を続けたい場所
  • 雨天、猛暑、体調不良、予約が取れない日の代替手段
  • 早朝、夜間、日曜・祝日に移動が必要になった場合の連絡先

とくに「行ける」だけでなく「帰れる」ことが重要です。病院の受付時刻に間に合っても、帰りの便まで長時間待つなら、一般タクシーとの併用や受診日の変更も検討します。買い物は、よりみちバスで店へ行き、重い物だけ配達にする方法もあります。

乗降介助、車いす対応、院内付き添いが必要なら、コミュニティタクシーやよりみちバスだけで解決しようとせず、「久留米で通院付き添いに困ったら」で介護タクシー等との違いを確認してください。

免許返納の手続きやnimocaを含む支援は「高齢者の運転免許返納を久留米市で家族が話し合うときの進め方」で確認できます。

よくある質問

久留米市のコミュニティタクシーは70歳以上なら誰でも使えますか

いいえ。実施校区に住み、駅・バス停からの距離などの条件を満たして事前登録する必要があります。70歳未満などでも、移動上の事情を校区コミュニティ組織が認める場合があります。

よりみちバスは登録や毎回の予約が必要ですか

登録は不要で、どなたでも利用できます。通常バス停から乗る場合は予約不要ですが、要予約バス停から乗る場合は期限までに運行事業者へ予約します。

コスモス号とインガット号は何曜日に走りますか

どちらも月曜から土曜までですが、コースが曜日で変わります。コスモス号は大城・金島線が月・水・金、北野・弓削線が火・木・土です。インガット号はA日程が月・水・土、B日程が火・木・金です。日曜・祝日等は運休します。

コミュニティタクシーは市内の好きな場所へ行けますか

補助の対象は、自宅と通院・買い物などの生活利便施設との間です。希望する目的地が対象になるか迷う場合は、登録した実施校区へ予約前に確認してください。

免許を返納する前でも利用できますか

よりみちバスは免許の有無にかかわらず利用できます。コミュニティタクシーも、免許返納そのものが共通の必須条件ではなく、居住校区、年齢、駅・バス停までの距離、移動上の事情と事前登録で判断されます。

まとめ

久留米市で車なし生活を続ける第一歩は、自宅がコミュニティタクシーの実施校区か、よりみちバスの北野・城島の運行範囲かを確認することです。

コミュニティタクシーは対象者の登録と毎回の予約が必要で、自宅と生活利便施設の間をタクシー運賃補助で移動します。よりみちバスは誰でも利用できますが、曜日別のルートと、通常・要予約バス停の違いがあります。

車を手放す判断は、通院や買い物の片道だけで決めず、帰りの便、悪天候、荷物、休日、付き添いまで含めて考えましょう。実際の生活時間帯で試乗し、不足する部分を一般タクシー、介護タクシー、配達、家族の送迎で補うと、返納後の暮らしを具体的に設計できます。

登録・予約の問い合わせ先

コミュニティタクシーの登録は各実施校区へ、よりみちバスの運行・予約は久留米市の公式案内に掲載された窓口へお問い合わせください。乗降介助、車いす対応、院内付き添いが必要な場合は、担当のケアマネジャーや介護タクシー事業者へ相談します。

本記事は2026年7月29日に、久留米市の公式ページと同ページからリンクされた利用方法・運行ルート・時刻表PDFを確認して作成しています。

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参考ページ

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